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時事談義・イラスト・ミニアニメetc.


by eisakutyan
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都知事選他。

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 *↑ 写真:以前は両脇に(?)ホームレスの「家」が立ち並んでいた天王寺動物園の陸橋ですが今は全て排除されて、ご覧の通り中央に花壇が配置されています。突き当たりは大阪市立美術館。

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 *東京都民の「暮らし満足度世界一」を目指すと、石原候補は大風呂敷を拡げた。安心・安全・環境保護・教育改革・オリンピック招致等が総花的政策ビジョンである。
 対する浅野さんは「オリンピックは呼ばない」「情報公開」が必要だと言っている。

 「六本木ヒルズ」から今は「トーキョー・ミッドタウン」がシンボル化しつつある東京だが、国全体としての現況は「東京の一人勝ち」を通り越して、今や「首都圏に全集中」の奇形な形相を呈し始めている我が日本列島である。大阪が東京に「勝っている」のはホームレスの数くらいなものだろう。市としての人口は横浜市に遠く及ばない。

 関西圏はまだしも、全国津々浦々の過疎地など、災害時または原発・核廃棄物処理施設の建設問題等以外では話題にすら上らない。言ってしまえば「社会的弱者」や過疎地に住まう人々など「お荷物=厄介者」としてしか扱われていないのである。これが「小泉構造改革」の当然の帰結であるが、一部どこまでも愚かな人たちは「バブル再燃」を企図しているかのような今日この頃、皆さん如何お暮らしですか? (←きっこ風)

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 東京は石原氏が先行、浅野氏追う…13知事選情勢
2007年4月1日(日)03:01* 読売新聞

 読売新聞社は、統一地方選前半戦(4月8日投開票)の13都道県知事選と4政令市長選について、3月29~31日に実施した世論調査と本社・総支局の取材を基に、情勢を分析した。

 知事選のうち注目を集める東京では、現職の石原慎太郎氏がリードし、前宮城県知事の浅野史郎氏が追っている。福岡は全国知事会長の現職が先行し、民主、社民両党推薦の新人が追走する展開だ。神奈川は現職が安定した戦いを続けている。ただ、各都道県とも2~5割が態度を明らかにしておらず、情勢には流動的な面がある。

 「石原都政」の是非が最大の争点となっている東京では、自民、公明両党が事実上、支援する石原氏と、民主、社民両党の実質的な支援を受ける浅野氏が、その他の候補に大きく差をつけている。石原氏は自民、公明支持層に浸透し、浅野氏は無党派層の支持で石原氏に迫っている。

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 *東京に於ける自民の支持率は20%を大きく下回っていて大したことはないし、頼みの公明党には(タカ派ではない、福祉第一の)創価学会員タレントの別候補がいるということで、石原さんが欲しいのは政党色に染まっていない層からの引き続いての支持である。最近の石原さんは気持ち悪いくらいのソフトムードを前面に押し出しており、本来のタカ派としての爪はどこかにしまい込んでしまった。ソフトイメージで「夢」を売り出し、前回からの目減りを極力避けて、のらりくらりと逃げ込もうというのが石原候補の巧妙な作戦である。追撃する浅野さんにもこれはという「決め手」が見られず、私には彼の苦戦も頷けるところである。センキョを統括的にデザインする参謀がいなかったのだろうか。なんでもかんでもいいことばかり訴えれば勝てるというものではない。石原のどこが致命的な欠陥であるかをはっきり示すべきだ。

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 雇用改善でホームレス大幅減少…厚労省、全国調査
2007年3月31日(土)14:31 * 読売新聞

 公園などで野宿するホームレスに関する厚生労働省の全国調査の概要が31日、明らかになった。

 今年1月現在で、国内のホームレスの人数は1万8600人前後で、2003年の調査より約6700人(26%)減った。

 大都市での減少が目立っており、景気回復に伴う雇用情勢の改善が影響したと見られる。厚労省は調査を基に、08年度からより効果的なホームレス支援策を実施するため、ホームレス自立支援特別措置法改正案を08年の通常国会に提出する方針だ。

 全国調査は今回が2回目。03年1、2月の調査でのホームレスは581市区町村で計2万5296人に上った。ホームレスとなった理由(複数回答)は「仕事が減った」「倒産・失業」が各3割を超え、直前まで正社員だった人が4割に上るなど、安定した生活が一変して野宿生活を強いられる例が少なくなかった。

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*厚生労働省がどういう統計の取り方をしているのか知らないがデータを手前勝手に切り貼りするのは彼らの十八番であり「景気回復でホームレスが減った」などと言われても俄かには信じ難い。「減った」と言うのなら「自然減」等別の理由からだろう。

 大阪ではアルミ缶やダンボールを収集している人々は風景にすっかり溶け込んでいる。公園やちょっとしたスペースには青いビニールテントの「家」が並んでいて、これも別に珍しいことではない。
 最近は行っていないが、夜になるとアーケード商店街にダンボールの「一夜ハウス」を作って寝泊りしている人も相変わらず多いだろう。釜ヶ崎には天気の良い日には公園や路上で日向ぼっこをしている人も多数見掛ける。

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 米のホームレス75万4千人 日本の30倍、初の調査
2007年3月31日(土)08:24* 共同通信

 【ワシントン30日共同】米国で公園や道路などで寝泊まりしている路上生活者(ホームレス)は、推計で75万4000人に上ることが、米住宅都市開発省が行った初の全米規模の調査でこのほど明らかになった。厚労省が03年に実施した調査によると、人口が米国の半分以下の日本のホームレスは約2万5300人。統計の取り方にもよるため単純比較はできないが、米国の数は日本の約30倍に相当することになる。

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 ↑ 関連で「ワシントンポスト」3/31Need Outstrips Beds for Homeless vets.より抜粋。 ↓

According to the Department of Veterans Affairs, there are about 195,000 homeless veterans on any given night. Last fall, the VA estimated a shortfall of 9,600 "transitional" beds for those vets, accommodations intended to serve as a stepping stone from the streets to independent living.

The VA has secured funding for up to 1,800 beds to be added by the end of this year and is seeking $15 million more from Congress for more beds.

↑ (Yahoo自動翻訳→)復員軍人省によると、およそ195,000人の家がないベテランが、どんな特定の夜にでもあります。昨年の秋、VAはそれらのベテランのために9,600の「移行する」ベッドの不足を推定しました。そして、宿泊設備が通りから独立した生計への踏み石として用いられることを目的としました。

VAは今年末までには加えられる最高1,800ベッドのために資金提供を確保してやって、より多くのベッドのために国会からもう1500万ドルを求めています。
by eisakutyan | 2007-04-01 12:05