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by eisakutyan
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追い詰められて辞任ーー久間防衛相。

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cf.Jesty Beatz is famous.eposode9.
 
久間発言を最初は「アメリカの考え方を紹介したものと理解している。何ら問題はない」と全面擁護しておきながら、いざ世論の反発が(当然ながら!)尋常ならない激しいものだと知るや、一転『厳重注意』に切り替え発言そのものを撤回させて『なかったことにする』(!)から『今後は一層(はあ?)核軍縮に努力して欲しい』とは、安倍ポンの常套手段とは言え、いったいこの人間はどういう『帝王学』を学んで総理の座にまで上り詰めたのかと、改めてその出自を疑ってしまう。民族排外主義・保守源流のエリートとして「英才教育」を受けたであろう安倍ポンの周囲にはチャラチャラおべんちゃらを言う太鼓持ちどもしか集まって来ず、彼らの阿り諂いに囲まれてこれまでの人生の大半を費やし、結果まともな手法でまともに政治を考えることなどついに一片たりとも学習することなくここに至っているのではないか。そうであるなら、我が国の政治風土は余りにも寒々しいと言わざるを得ない。こんな者しか総理に担げない自民党はいよいよ末期症状の観を呈している。この人間は凡そ心底から反省したことなど一度もないのだ。幼少時から自分の失敗・失態は黙っていても周囲が取り繕い穏便処理してくれたのである。一般に他者からの率直で真摯な批判に晒されて初めて、人は自省し自戒するのであって、そういう経験を何度となく繰り返して来た者ならば、安倍ポンのような「一旦は開き直って撥ねつけ、周りの反応を窺ってから渋々、しかも少しだけ態度を改める(!)」などという薄汚い卑劣な方法論は、そもそも発想することさえ困難であるが、安倍ポンにあってはこの方法が根っから体に染み付いているから救いようがない。政治家としてというより、人間としての基本的な欠陥が問題にされて然るべきだ。この仁はアカン。腐った果実は籠から取り除け!・・・と、これは7/2付の『本家ヤースケ伝』冒頭の記述だったが。

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「しょうがない、九州弁で口癖」 久間氏、反省淡々

2007年07月03日22時27分朝日新聞

 「原爆投下はあってはならないこと。私が原爆や被爆を軽んじているかのようにとられ、(被爆者の)心情を考えたときに、申し訳なかった」。久間氏は3日、防衛省内で開いた辞任会見で頭を下げた。
写真記者会見の途中で唇をかむ久間防衛相=3日午後5時9分、東京都新宿区の防衛省で
写真記者会見を終え、頭を下げる久間防衛相=3日午後5時15分、東京都新宿区の防衛省で

 辞任の理由については「不用意な発言が総理の姿勢にマイナスにならないよう……すでにマイナスになったかもしれませんが、私自身が身を引く決意をした」。

 安倍首相に辞意を伝えた直後の心情を「ある意味ほっとした」と表現。「私のことで迷惑をかけていたが、これで参院選を堂々と戦える」。参院選への影響を避けるための急転辞任劇だったことをうかがわせた。

 問題の発言は、先月30日、千葉県柏市内の大学での講演で飛び出した。「説明すればわかってもらえるという自信があったが、報道をみると言い方がまずかった。会場で質問があればその場で打ち消していた」。辞任会見の場でもなお真意が伝わらなかったと強調した。

 核兵器の使用について改めて問われると、「長崎が最後の核兵器使用であって欲しいし、長崎県民の悲願でもある。過ぎたことはしょうがないにしても」と説明。再び「しょうがない」が口をついて出た。

 「九州弁ですぐ口癖で出るんですよ」と弁明し、「今さら言ってみたってしょうがないなって、ぽろっと最後に出た」と、講演で「しょうがない」を使った事情を自ら説明した。

 会見で久間氏は「私は語彙(ごい)が少なく、脇が甘いと言えば甘い。今振り返ると誤解されることが多かった」と反省してみせたが、この点について防衛省内からは疑問の声があがった。幹部らによると、久間氏の語彙は決して乏しくなく、2度目の大臣経験ということもあり、防衛に関する発言や答弁には安定感があったからだ。物議をかもす発言は、久間氏が信念や心情を吐露した時に飛び出したという。

 反省の弁に終始した会見で、久間氏が自信に満ちた表情を見せたのは、大臣としての自身の仕事に触れた時。省昇格や米軍再編特措法の成立などを挙げ、「私の時になすべきことはできた」と語った。

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 私は昨日午後はずっと某映画館にいたので、久間辞任のニュースは報道ステーションで知った。某コメンテイターは「数時間前まで本人に辞任の意思は無かったのだから、これは安倍ポンによる実質解任だ」と言っていたが、それはどうか。安倍ポンは先が読めない人間だから、横から誰かが諫めないとどこまでも「行け行けドンドン」で突っ張るしか能が無い暴走車だ。保守本流の御曹司だから元々そういう育ちなのである。
 解任にまで追い込まれた理由の第一は友党公明党からの辞任要求にあったとも言っていた。ということは、公明党から言われなかったらこのまま押し通すつもりだったのだ。

 総理総裁たる安倍ポンが流れを読めず、不祥事への対応も常に後手後手だから、今や自民党内はガタガタである。参院選で野党が自民を負かせば、これは本当に自民分裂~政界再編まで行くかも知れない。その可能性を高めてくれた一点で、久間元大臣には座布団1枚差し上げていい。

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 『しょうがない』に関連して、昔将棋界に故花村元司九段という鬼才がいて、その人の口癖が『しょんない、しょんない』だったことを思い出したが、この話は割愛。w

 『歴史は繰り返す』が『歴史の歯車は後には戻らない』のだから、「しょうがない」で済ましてしまえば、「全てはしょうがない」のである。
 

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by eisakutyan | 2007-07-04 18:43