時事談義・イラスト・ミニアニメetc.


by eisakutyan
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NOと言える国。

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 小池防衛大臣はアメリカ様へ何やら『説明』に出掛けたと言うのだが、「参院で日本政府与党が少数派に転落した際はどうなるのか」といった我が法体系のイロハを先方が知らぬ筈もなく、実際は危うくなった『特措法』とその対策(事後策も?)を相談に行ったのだろう。一方小沢さんはシーファー駐日大使を党本部に呼びつけて、忙しい中、民主党の立場と政策をわざわざ説明してやった。大使は「日本の国際貢献」の重要さを強調し、小沢さんは国連決議を経ていないブッシュ政権の見切り発車に異を唱えたということで、両者の主張はまったくの平行線を辿ったのであり、大使は「欲しい情報があったら何でも言ってくれ」と政権党でもない民主党にしきりと媚を売り、対する小沢さんの方は「また会いたくなったら言ってくれ」と礼を失することなく体よく追い返したそうである。

 *石原東京都知事はかつて『NOと言える国・ニッポン』とかいう本を出したことがあったが、彼も都下にある米軍基地に関しては幾つか注文を出している。我が外務省は伝統的に露骨な対米従属路線を歩んでいるわけだが、これに「おんぶにだっこ」の自民党政権もまた、アメリカ様のおっしゃることには殆ど全て「あなたの言う通り、私の聞く通り」で通して来た。在沖縄の米軍基地問題など、沖縄住民の意向を米軍に伝えるどころか、逆に米軍さまのおっしゃることをオーム返しに沖縄住民に伝えることに概ね専念して来た。こういう植民地だか属国だかわからない我が国の現況がようやく変化する兆しが、その端緒が見えて来たのである。それもこれも、我が国民の自民党一点張りの投票行動が大きく変化しつつあるからである。と言って、各党の得票率に今回大幅な変化があったということでもないのだから、民主党に於かれては是非とも「驕り」も「傲慢」もご無用で願いたい、なんちゃって。w

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 「潔く辞任を」「首相が敗因」=派閥横断で若手が会合-自民
2007年8月6日(月)19:00 * 時事通信

 自民党の衆院当選2回生と3年前の参院選で初当選した派閥横断の議員約20人が6日、党本部で会合を開き、参院選での同党の敗因などをめぐり意見交換した。出席者からは、早々に続投を表明した安倍晋三首相に対し「潔く辞めるべきだ」(小泉昭男参院議員)と退陣を求める声も上がった。

 御法川信英(無派閥)、宇野治(伊吹派)両衆院議員らが呼び掛けた。山崎派の小泉氏は、首相が選挙中に「わたしを取るか小沢一郎民主党代表を取るか」と訴えたことを指摘して早期辞任を求めた。首相の出身派閥の町村派の早川忠孝衆院議員も「安倍晋三首相(の対応)が敗因のすべてだ。(人事や政策の)方針を変えないままの続投はあり得ない」と主張した。[時事通信社]

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 *派閥横断て言ってもねえ、あまり迫力ないねえ。w
 ま、冷やかしだろうとアドバルンだろうと、言うのは自由だからね。笑。

 テレビなんか聞いていると、この間ちょこちょこ自民党内から飛び出している「安倍辞任論」などは総選挙を意識したアリバイ作りに過ぎないという意見もある。
 いざセンキョになったら「私は前々から安倍続投を批判していましたっ!」と訴えたいからだと言うのである。
 いや、そんなに辞めさせたいなら内閣不信任案の提出でも他党と協調して考えたらいいのだが、彼らが画策するのは自民党政権の存続以外ではあり得ないのだから、話が煮詰まって来たら結局は「公認」欲しさに安倍ポンでも他の誰でも党の言う通りに支持するしかないだろう。

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内閣改造27日、首相が最終決断=幹事長に麻生氏浮上
2007年8月7日(火)19:30 * 時事通信

 安倍晋三首相は7日までに、内閣改造を27日に断行することを最終決断した。自民党役員人事は閣僚人事に先立ち、26日にも実施する方向で調整する。参院選敗北の責任を取って辞任する中川秀直幹事長の後任には、麻生太郎外相らが浮上している。

 首相は7日夜、記者団に対して内閣改造に関し「派閥の均衡を図ることは全く考えていない」と言明。党役員人事を行う時期については「熟慮して断行したい」と述べた。

 首相は6日午後、国会内で自民党の青木幹雄参院議員会長と会談し、27日に内閣改造に踏み切る意向を伝え、青木氏も了承した。これに関連し、同党幹部は「党役員人事は26日に行われる可能性がある」との見通しを示した。 

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 *この人が「決断」だとか「熟慮」だとか「断行」だとか言っても、言葉に重みも風格もないから、日本語として美しくないのである。こんな人に教育を任せておいたら、この国はまず言葉から滅びそうである。

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2007年08月07日 『日刊ゲンダイ』掲載
安倍にトドメ!法相にも金銭醜聞

 安倍内閣の問題大臣・長勢甚遠法相(63)の金銭疑惑が浮上した。地元・富山で自らが相談役を務めていた外国人研修生の受け入れ団体から、ビザについて法務省などに問い合わせをした謝礼として献金を受けていた。「入管行政を司るトップとして誤解があってはいけない」と慌てて返金し、相談役も辞任した。ビザの発給を受けられない研修生が十数人いたため、昨年8月、地元の秘書が法務省や外務省に問い合わせた。その謝礼として9月、組合幹部が秘書に50万円を渡したという。長勢法相のカネ絡みの疑惑は数知れず、法相としての資質が問われている。安倍内閣にトドメを刺す事態にもなる。

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 2007年08月07日 『日刊ゲンダイ』掲載
赤城“証人喚問”自民除名も

 農相を辞任した赤城衆院議員に、新たな領収書二重計上が出てきた。今回は選挙の際に提出する「選挙運動費用収支報告書」と「自民党茨城県第1支部の収支報告書」に同じ領収書が5枚見つかったもの。明らかにコピーで、総額は272万円になる。ミスでは済まされない話だ。自民党は秋の臨時国会で1円以上の領収書添付を義務付ける政治資金規正法改正を考えている。野党が赤城の証人喚問を求めたら、拒否する理由はないだろう。証人喚問で疑惑が深まれば、自民党除名もある。もちろん、逮捕もありうるだけに、赤城問題はまだまだ続くことになる。

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*安倍ポンの健康問題を他の人が積極的に取り上げることはないようだが、立花さんに限っては例外で、例えば8/4立花隆メディアソシオ114回6節7節は以下の如くだった。↓

・・・開票の日、私はテレビモニターを5台ならべてテレビの開票特番を全局ウォッチしていたから、この日の安倍首相の顔色の変化をよく知っている。

安倍首相はこの日、夜10時ちょっとすぎ(自民党惨敗がすでに確実な時点)からテレビに出はじめ、ほとんど12時近くまで出ずっぱりで出ていた。

負けがわかっているから、テレビに出た最初から顔色は悪かったが、その悪い顔色が、時間を追うにつれ、一層悪くなっていった。いちばん最後はNHK の特番だったが、顔色だけでなく、声色もおかしくなり(弱々しくなり、ことばがもつれ気味になっていた)、これ以上やったら、この人は倒れるのではないかと思ったくらいだった。

顔の皮膚がむくむとともに、色がドス黒くなっていた。テレビ局の人に聞くと、安倍首相はある時期から、夜のテレビは絶対に出ないようになっていたが、それは、夜になると、顔から生気が失われ、体調の悪さがモロに顔にあらわれてくるらしいということだった。

そういえば、これと同じようにひどい顔をテレビにさらしたのは、年金時効特例法案、国家公務員法改正案など、安倍内閣の実績を作るために、国会の会期を1週間のばし、選挙の投票日も1週間のばして、連日の強行採決で、徹夜国会になったときのことだ。

この人は徹夜の連続といった苛酷なスケジュールには、肉体がついていけない人なのだ。

・・・だが、参院で数のバランスが完全に逆転してしまったいま、国会運営はますますきびしくなり、徹夜国会につきあわなければならない場面がこれから何度も出てくる。

安倍首相の肉体はそれに耐えられるのだろうか。前に述べたことがあるが(第98回「政権の命取りになるか 安倍首相の健康問題」)、安倍家の家系(父方)は短命の家系である。短命ということは老化が早いということである。

最近の安倍首相、年齢(52歳)相応の男盛りのエネルギーが満ちあふれた顔ではなくなっている。一挙に10歳以上も年をとってしまって、とっくに還暦をすぎた人ではないかと思われる顔色をしている。

総理大臣というのは大変な激務である。今回の選挙大敗とそれにつづく事態収拾だけでも大変なストレスにちがいないが、このあと安倍首相には夏休みを利用しての外遊に次ぐ外遊が待っている。それから戻ればすぐに内閣改造があり、そのあとには厳しい国会の日程がつまっている。

どこかでこの人、ポキンと折れてしまうような気がしてならない。

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 ↑ 以上引用終わり。

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by eisakutyan | 2007-08-09 04:23