時事談義・イラスト・ミニアニメetc.


by eisakutyan
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サブ・プライムローン・・てか?

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 『悲しき60歳』坂本九とパラダイス・キングのこの歌は好きだった。ぽっ。遠い昔のトルコの国の/悲しい恋の物語/純情可憐な優しい男/それが主人公ムスターファ/ヤ ムスタファーヤー ムウスターファ・・/と、ここまではコーラスで歌って/以下が九ちゃんのソロ/見初めた彼女は奴隷の身/ところが僕には金がない/どしたらいんだろ?/諦められない/どうにもならない/諦め切れない/コーラス/ヤ ムスタファーヤー ムウスターファ・・/ソロ/金さえあればこの世では/思いの叶わぬことはない/そこで僕は考えて/一念発起でマネービル/ヤ ムスタファーヤー ムウスターファ・・/うん、60年代というと高度成長経済の真っ只中で、日本は戦後復興を果して行くんだけど、これ聞くと、『金の亡者』の拝金思想に染まることを笑い飛ばす心的余裕はまだあったことになるのかな?/「パラダイスキング=パラキン」のメンバーにおでこがキューピーみたいな石川さんという人がいて、この人と九ちゃんの掛け合いで「マネービル」を「ボディービル」とわざと間違うギャグを飛ばしたりした。/・・というわけで、主人公は金の亡者になって一生懸命金を貯めて、彼女を迎えに行くんだけど、そしたら彼女はもう「60歳」になっていたというオチ。笑えないストーリーだけどね。/ソロ/トルコで1の金持ちに/なってしまったムスターファ/急いで彼女を訪ねたら/いまや悲しき60歳/コーラス/ヤムスタファーヤームスターファ・・♪

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  ↓ 以下は8/14財部誠一オフィシアルサイトよりの引用です。お金の話をちょっとね・・。

【サブ・プライムローン】

 自民党が歴史的な大敗を喫した7月29日。 投票日当日はテレビ局は開票速報以外に政治ネタを扱えないため、あの日のサンデープロジェクトも経済をテーマにしましたが、そのタイミングをはかったかのよう、サブ・プライムローン問題が勃発しました。
27日の日経新聞は、ニューヨークの特派員からの記事として次のように報じました。

26日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が、一時、前日比245ドル超下げた。株価が不安定さの度合いを強めているのは、信用力が低い個人向け住宅ローンでの焦げ付き多発などをきっかけに、これまで潤沢に供給されてきたマネーが投資リスクを嫌って株式市場から急速に引き揚げかねないとの懸念が高まっているためだ」
サブ・プライムローン問題について、ひとつ留意すべき点があります。
それはサブ・プライムローンが単純な不良債権問題ではなく、証券市場にダイレクトに影響を及ぼしていることです。
27日の日経新聞もこの点について、言及しています。
「米市場では6月中旬、大手証券ベアー・スターンズ傘下のヘッジファンドがサブ・プライムローンを組み込んだ金融商品の価格下落による巨額の損失を抱え、経営難に陥っていることが表面化。同ファンドの投資家が投資資金をほぼ失う事態に発展した」

日本でも銀行が住宅ローンを証券化して投資家に売却することはいまや当たり前です。
米国のサブ・プライムローンも当然のように証券化されていました。
リスクは高いが金利も高いこの証券化商品に、ヘッジファンドや投資銀行が続々と投資をしたのです。
ところがローンの焦げつきが多発したことから、証券が紙くず同様となり、米国の名だたるヘッジファンドや投資銀行は大きな損失をこうむりました。
日本では野村證券がサブ・プライムローンだけで700億円を越える損失をしたと報じられました。(以下略。)

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 *時代は新たな『金融資本主義社会』としての形相を鮮明にしつつあるってか、はあ?
 『カード社会』『ローン社会』と言ったら通りがいいかな?ぁそ。
 これは別名『取らぬ狸の皮算用社会』と言ってもいいんじゃない?
 明日も明後日も、来年も再来年も、今日と同等かそれ以上のインカムがあることを何の担保も保証もなく(かどうか)大前提にして、無産市民に融資し、利息も無論びしびし取って社会経済~世界経済を成立させ日々展開している。こんなふうでは『右肩下がり』の時期はどうするつもりかね?!福祉削って増税かね?!

 その前に無産市民て何って?!
 あ、もう使わないの?
 プロレタリアとかプロレタリアートとか・・駄目?あっそ。

 「子供を作ることによってしか国家に貢献出来ない人」のことを昔マルクスという偉い人が命名したんだけど、今やこの国は押しも押されもせぬ『少子化社会』なんだから、あーた、そんなにポコポコ子供生んでくれたら、元厚生労働大臣のなんたらさんから感謝状が来るよ。

 今は『生めよ殖やせよ』の『殖産興業時代』ではない筈だけど為政者たちの発想は相変わらずここにしかない。個々人の日々の生活のために国家社会があるのではなく、逆にお国のために、お国に奉仕するために個々人が生存を許されているという、そういう逆立した発想である。

 レーニンとかスターリンとかは十分に20世紀になってからの問題だけど、マルクス・エンゲルスやその他ユートピア社会主義者たちの主張など「19世紀的布置の中で」しか存在を許容されなくなっている昨今だが、どういう形で出て来るかはさて置いて、これはいずれ反動が来て然るべきと私は密かに思っているんだけど・・。 

 テレビを聞いていると勝谷誠彦氏などは矢鱈「官僚共産主義だ」とか「xx共産主義だ」とか口角泡を飛ばして絶叫するのだが、どういう定義をしているのかは知らず、「共産主義」「社会主義」を何か悪の権化の思想ででもあるかのように前提的に措定するのはあまり知的な振舞いとは思えない。キリスト教徒のように「共産主義は悪魔の思想」と思い込み決めつけ、公共の電波に乗ってギャーギャー騒いでくれるのは一向に構わないけど、じゃあこれらの『xx主義』に強烈なカウンターをお見舞い出来る思想が彼にあるのかね。笑。

 レーニンはいわゆる帝国主義戦争にずるずると賛成して行く他の社会主義政党と区別するために自らをパリ・コンミューンに擬えて「コンミューン主義」即ち「共産主義」の政党だと呼んだ。私は、レーニン~スターリンの手垢のついたこの「共産主義」という言葉は駄目だとすることを無条件に認めても構わないが、しかし究極の状態に追い詰められた際の「歴史の仇花」(?)だったとは言え「パリ・コンミューン」そのものの歴史的意義の一切合財を否定し去ることには反対だ。

 要するに人類は、人の生き血を啜って繁茂を遂げ続けているかのような『自由主義経済』にとって代り得る社会思想をいまだ発想出来ていないということだが、マルクスへの批判は留保するにしても、この『商品社会』の分析を貨幣から始めたことは卓見というしかないかな。『貨幣経済』は人類最大の発明ではあるだろうけど、オールマイティーであろう筈もないってね♪ 

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by eisakutyan | 2007-09-01 03:39