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by eisakutyan
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安倍ポン、ご乱心。

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 ほぼ民主党の一人勝ちである。私の個人的希望としては他の野党にも伸びて欲しかったが、選挙民はみなそれぞれ1票ずつしか持っていないから(!)各人の心情の優先順位として他党は民主より上位の位置を占めることが出来なかった。東京選挙区の共産党など、3年間もセンキョに行っていなかった丸川『大したタマヨ!』に負けて、あんなものを『権力の中枢に(!)』送り込んでいいのかと他人事ながら心配である。これでは『確かな野党』に「すら」なれない。我々としては参謀の平沢さんが有能だったのだなと納得するしかないのだが、私の期待した『自民共倒れ』に今一歩だったのは返す返すも残念である。ただ田中康夫さんに言わせるとこの当選は自民にとって痛し痒しで、タマヨは「参政権のない者にも国会議員になる資格がある」ことを身をもって実証してしまったわけである。

 中四国方面とりわけ岡山は痛快だった。虎之助はもうサンプロへ出て来て大口を叩くことは出来ない。笑。真紀子さんの演説が効いたようだ。あの人の演説は今回箱物に限って16回実施された。下手なお笑い芸人より遥かに高度なエンターテイメント性があるから私も一度くらいは是非生で聞いてみたい。笑。保守王国の筈の四国で自民は全滅。これも無論愉快な話だ。

 一方党内党=丸山党を自称して当選したタレント候補などは不快だが、丸川ともども国会でどう動くか、単なる一兵卒に埋没するだけでは?など、興味は尽きない。

 で、「小沢と私のどちらを選ぶのか?!」「改革の続行か後戻りか?!」「負けるわけには行かないんです!」「新しい国つくりをお約束します!」と動員された身内の前で絶叫して「いい感触を得た」らしいわが「裸の王様」=敗軍の将は辞めないんだそうで、これではいよいよ自民党自壊路線の真っ只中への突入となってしまう。安倍ポンの悪あがきは策士=小沢の激烈な攻撃を呼び込むだけだ。安倍ポンでははっきり言って一枚も二枚も役者が落ちるが、自浄能力のない自民党はただ呆然と打ちひしがれるばかりで、まさに「座して死を待つ」ことしか出来ない。

 一方民主党については元々水ぶくれ体質があって、時々経歴詐称したり自民顔負けの買収工作をしたりする候補が出たりするから今回もまた変に挙げ足を取られることはないのかと、そっちの方も心配。株価は早速急落したというし、いずれにせよ「常に解散含みの風雲急を告げる政治情勢」となった。こう来なくちゃ面白くない。笑。

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参院選の全121議席確定…惨敗自民37、初の第1党転落

 29日投票が行われた第21回参院選は、30日午前にすべての開票作業を終了し、改選121議席が確定した。

 自民党は37議席しか獲得できず、過去最低だった1989年の36議席に次ぐ惨敗となった。非改選と合わせても83議席にとどまり、55年の結党以来、初めて参院第1党の座から滑り落ちた。

 自民党が厚い支持層を誇ってきた地方の1人区で6勝23敗と大きく負け越したほか、都市部でも票が伸び悩んだ。

 公明党も過去最低と同数の9議席にとどまった。公認候補を擁立した5選挙区では、2勝3敗と負け越した。選挙区選で公認候補が落選したのは、89年の参院選以来となった。

 これに対し、民主党は選挙区選、比例選ともに自民党を圧倒し、結党以来最高となる60議席を獲得した。共産党は沖縄を除く46選挙区に公認候補を擁立したが、選挙区選では全敗に終わり、比例選でのみ3議席。社民党も比例選で2議席にとどまった。共産、社民両党は与党と民主党の争いの中に、埋没した格好だ。

 国民新党は選挙区選、比例選で各1議席。新党日本は田中康夫代表が比例選で議席を得た。

 比例選は、民主党が2325万票余りを得て20議席を獲得。自民党は1654万票余りで14議席にとどまった。比例選での最多得票は102万票余りを得た公明党の山本香苗氏だった。

 一方、女性の当選者は選挙区選14人、比例選12人の計26人となり、これまでに最も多かった89年参院選の22人を上回り、過去最多となった。
(2007年7月30日11時25分 読売新聞)

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  *この歴史的大敗を受けても、「唯一者=小泉ポチ」が指名しただけで総理の椅子に座った無能で未熟でアッパラパーな安倍ポンを、自民党と公明党は差し換えることなど到底出来ない相談だというのである。なぜかと言えば、このアホの安倍ポンこそが自民党の最後のエース・切り札であり「センキョの顔」だからである。
 今回安倍ポンの統治能力の欠如は鮮明となったが、自公政権を支える自民党にも公明党にも、総体としてガバナビリティは決定的に不足しているわけである。
 ポチが独断と偏見で指名した後継は国民にNO!と言われたが、自公幹部にはイエスマンしかいないのか、情けないことにこれに鈴をつける人間が一人もいない。

 まさに「そこまで落ちたか、自民党!」である。
 『二大政党制』はいいが、一方の雄(?)たる自民党はいったいそこまで保つのか、そっちの方が俄かに心配になって来た。w
 世耕あたりのトリック、レトリックでは最早情勢は如何ともし難いだろう。
 『ポチの再登板』と言ってもボロが出る前に逃げ出したポチには、提灯持ち達が如何におべっかを使おうと、最早再出馬の気力はとうに失せているだろう。
 政権獲得のシナリオは既に小沢民主党の掌中にあると私は思う。

 『仕掛けて仕損じなし』

 これで万事遺漏なく突き進んで欲しい。
 もう一押しである。

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by eisakutyan | 2007-07-30 16:25

美しい国。

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『WORLD WAR Ⅱ第二次世界大戦全史13』という500円DVDを先日見た。13巻は太平洋戦争篇で、エピソード1が沖縄地上戦・神風特攻隊で、エピソード2が原爆投下・終戦である。

1952-53年にかけて全米で?日曜のゴールデンタイムに26週に亘って放映されたものだという。日本語のナレーション付きで、微かに英語も聞こえる。

最初に出て来るのは富士山をバックに木橋があり、SLも走る昭和十年代の日本の映像である。川面に舟が行き交う桜満開の「美しい日本」がそこにある。神社遥拝から学徒勤労動員、雨中の学徒出陣、若き日の昭和天皇は白馬に跨って登場する。北の将軍ではない。w

「沖縄地上戦」とは言っても圧倒的軍事力を背景に米軍が山野を進撃する様子だけで、火炎放射器で日本軍の塹壕を焼き尽くしたカラー映像や、断崖絶壁からもんぺ姿の日本人女性が投身自殺する映像等有名なものはお茶の間向きではないのか、含まれていなかった。
 
 1945年4月1日嘉手納上陸に端を発する沖縄総攻撃には、ノルマンジー上陸作戦に匹敵する55万の兵力が投入されたが、日本軍はこれを殆ど無抵抗で迎えるしかなかった。
 米軍に保護され震えの止まらない小さな男の子の映像は印象的だった。
 本土上陸決戦用に米国本土では後続が準備万端整えていてその映像もあったが、彼らの出番はついぞなかったわけである。

 特攻が決まった隊員たちは「さらば、靖国で会おう」を合言葉に別れの水盃を交わした。
 日本軍は3,500機の虎の子の航空機を特攻に投入し、敵レーダー網に事前に察知されながらも彼らの迎撃をかいくぐって、米国第五艦隊1,500艦艇のうち空母・戦艦を含む350隻に損害を与えた。
「我々はこんなにやられたんだ!」と国内向けに強調するためか、特攻機が稀に体当たりに成功し、米軍が消火活動や重度の損傷を負った他の艦艇乗組員らを救出する場面には多くの時間が割かれていた。

 ・・とまあそんな感じのエピソード1である。2は原爆実験、焼け野原となった広島、ミズーリ艦上での降伏文書調印儀式などの映像であるが、これはもう一度見てから詳論するならしてみたい。

 「美しい国」とは何か。それは時の権力が上から網を被せて規定するものなのか。
 「美しい国」の対極には「醜い国」の存在が前提的に措定されるのか。そんな国はあるのか?
 今の北朝鮮だって「美しさ」にかけては戦前~戦中~敗戦直後のわが国に比肩し得るのではないか。
 
 あるいは、自分の政治団体が法に触れる行為をしていたことを「聞いていない」などと言って宿舎まで換えて逃げ回っている某大臣は「美しい国」の閣僚に相応しいのだろうか。

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 参院選後「ノーサイドで」=自民リーダーは当選9~7回-森元首相
2007年7月27日(金)17:58

 自民党の森喜朗元首相は27日午後、京都市で講演し、参院選後の国会運営に関し「(自民、民主両党が)協力できるテーマはいっぱいある。選挙が終わればノーサイドにして、仲良く日本のために何をやるかということに政治(の方向)を向けていくことが、国民に安心感を持たせることになる」と述べた。

 森氏はまた、「これからの自民党のリーダーはおおむね(衆院)当選9~7回でずっといく。この辺りがたくさん残っていかないと自民党や日本の政治がおかしくなる」と語った。安倍晋三首相(党総裁)は当選5回だが、将来的にはより経験を積んだベテランが党運営の中核を担うべきだとの考えを示したものだ。(了) [時事通信社]

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 自民、40議席台確保に全力=参院選各党胸算用【07参院選】
2007年7月26日(木)21:49

 参院選投票日を29日に控え、与野党の候補者は全国各地で最後の追い込みに懸命だ。報道各社の世論調査では、自民党への逆風は吹きやまず、民主党は勢いを増している。最終コーナーを回った各党の胸算用を探った。

 ◇下がる相場観-自民

 自民党の勝敗ラインをめぐる相場観は下がる一方だ。当初は与党で過半数維持に必要な51議席だったが、困難とみるや橋本龍太郎首相(当時)が退陣した1998年の44議席が分岐点との見方が支配的に。最近では「40台に乗れば御の字」(幹部)とさらに下方修正する声もある。

 幹部の間からは、惨敗した場合の安倍晋三首相の責任論を回避するため「(参院選と)首相が辞める辞めないというのは別次元だ」(中川昭一政調会長)などと予防線を張る動きも出てきた。

 23日の選対会議では岡山、島根、鹿児島など約10選挙区を1人区の重点区に指定。過去最低だった98年の14議席を下回る可能性が指摘される比例代表でも、支持固めに全力を挙げる。

 ◇55以上も視野-民主

 民主党は、目標である55議席以上の獲得が視野に入ってきた。ただ、幹部の一人は「比例代表を含めても固まったのはまだ40議席くらい」とあえて慎重な見方。特に1人区は「まだ10くらいしか固まっておらず、残りは小差で競っている」と警戒を緩めない。最終盤は小沢一郎代表ら幹部が接戦の1人区に入り、議席獲得を確実にする作戦。3人区の千葉、愛知でも2人当選を目指す。菅直人代表代行は「自民党がしゃかりきになっているので全く楽観していない」と引き締めに余念がない。(続) [時事通信社]

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 *従来だと自民政権の危機に直面して、根っからの保守派が危機意識に目覚め、「自民政権が潰れたら大変だ」とばかりに保守票の掘り起こしにやっきとなって、それが一定程度効果を上げ得たわけで、これがいわゆる「逆バネ」であるが、今回はむしろ「こんな自民党政権が続いたら大変だ」と国民の大多数が思っているのだから、「逆バネ」など働きようがない。

 総務省は「投票率を下げよう!」とばかりに過疎地の投票時間を短縮するという驚くべき越権行為に走り(←byムーヴ!)、打つ手なしの自民幹部は途方にくれて、「チーズ・森」に至っては「安倍は下ろすからセンキョ後は仲良くやろう」と、前原ちゃんが聞いたら涙を流して喜びそうな「提案」(←アドバルンだ!)を民主党へ投げかけたりしている。

 野党は生半可な勝ち方では老獪な旧勢力に骨抜きにされてしまうかも知れない。
 ここでトドメを刺す必要がある。

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by eisakutyan | 2007-07-28 02:06

いよいよ終盤戦。

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「北朝鮮は自民大敗を願っている」森元首相、金沢で演説

2007年7月25日(水)22:30 『読売新聞』

 政府高官や自民党幹部から25日、参院選で安倍首相が率いる自民党が敗北すると北朝鮮を利する結果になる、として自民党への支持を訴える発言が相次いだ。

 森元首相は金沢市での街頭演説で、「北朝鮮は安倍さんが(参院選で大敗し)つぶれてくれることを願っている。そんな北朝鮮の不埒(ふらち)なやり方に黙っていてはいけない。安倍さんを勝たせるしかない」と述べた。

 塩崎官房長官も都内での街頭演説で、「北朝鮮は安倍内閣の行方をじっと見ており、(参院選が与党にとって)あまりいい結果ではないことを期待している」と指摘した。

 こうした訴えに、野党側には「北朝鮮の拉致問題は超党派で取り組んでいる課題」(民主党筋)と反発する声も出ている。

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 敗北意識した発言、森元首相もけん制
2007年7月25日(水)10:27 『読売新聞』

 自民党の森元首相は24日、横浜市で講演し、年金記録漏れ問題に関連して、「首相が『(照合・通知を)きちんとする』と言っている。もしできなかったら首相は自ら辞めなければならない。今は静かにその仕事が進むよう、見守るべきではないか」と述べた。

 参院選の選挙運動中に、与党内から敗北を意識した発言が出ることをけん制したものだ。

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  《「成長を実感に」というコピーが日本語として何かおかしくないか》(by田中良紹・参院選完全攻略ガイド)というのは図星で、これは国民一般はとてもじゃないけど『成長』など『実感』していないということをご丁寧に自ら率先して喧伝して回っているキャッチコピーである。

 わが安倍ポンは「皆さん、さあ、私が(成長を)実感させてあげますよ」と言いたいのだろうが、彼は別に催眠術師でも魔術師でもないのだから、何でもかんでも「自分の内閣ですべてやる!」と「毒食らわば皿まで」とばかりにそれこそ「なんら財源の裏付けもなく(!)」大風呂敷を拡げたからと言って、これはもう「常軌を逸した悪足掻き」としてしか我々の眼には映らないわけである。

 私は今の自民党執行部は何か基本的な部分で致命的な心得違いを犯していると思う。
 これはある意味、自民と民主の政策がどうのこうの言う以前の問題で、我が「下々の」一般国民は単純明快に「安倍ポンは嫌だ!」と言っているだけなのだ。
 今年に入ってから露見した数多くの問題に対する安倍ポンの応対は、その悉くが判で押したように「その場凌ぎの欺瞞・たぶらかし」のオン・パレードであったことを我々は既にしっかり知悉し記憶しているから、その安倍ポンが「センキョ目当て」でどんなパフォーマンスを(思いつきで)仕掛けようと、あるいは(口からでまかせ的に)何を公約しようと「またかよ」みたいなもので、とてもじゃないけど誰も俄かに信用する気にはなれないのである。

 政策の良し悪し以前に、これ程人間的にお粗末な自称指導者も近年珍しいのではないか。
 本人が辞めないと言うなら清和会=チーズ・森が「再起を目指せと言って鈴をつける」などという憶測まで流れている現況だが、私はこの国が余程おかしな方向へ舵を切らない限り、安倍ポンの再起は難しいと思っている。
 小泉ポチも思えば罪作りな「禅譲」をしでかしたものであるが、我々としては「森~ポチ~安倍ポン」と続いた「清和会ライン」こそが、膠着し切った自民党+霞ヶ関の政権を「ぶち壊した」最大功労者だと認めてやるだけでいい。(もちろんこれは自公政権が壊れた後の話である。w)

 さて、各党最後の追い込みで凌ぎを削っている。数日後には結果は数字で出て来る。いつも言っていることだが、センキョというものは結果が数字ではっきり出て来るところが(それなりに)興味深いのである。今度はいったいどう出るのか、それは私にはわからない。w

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 年金保険料6.4兆円を投入=過去60年、福祉施設や相談事業に-厚労省
2007年7月25日(水)15:13

 年金福祉施設の整備や年金相談など、給付以外の事業に使われた厚生年金、国民年金の保険料が、1945年度から2005年度までの61年間で6兆4000億円に上ることが25日、厚生労働省のまとめで分かった。先の国会で成立した社会保険庁改革関連法は、年金事務費への保険料充当を恒久化することを定めており、使途のチェックが今後課題となりそうだ。

 同省が作成した資料によると、年金給付以外に使われたのは、(1)年金相談やシステム経費1兆7000億円(2)厚生年金会館や健康福祉センター(サンピア)などの年金福祉施設の整備1兆4000億円(3)被保険者住宅融資1兆5000億円(4)全国13カ所の大規模年金保養基地「グリーンピア」の建設3000億円-など。 

 社保庁改革関連法は、福祉施設の整備に関する規定を廃止する一方、被保険者の年金相談や中・高・大学生に対する年金教育、広報などの事務費に保険料を充当することを新たに明記した。1998年度以降、特例措置としていた事務費への保険料充当を、受益と負担の関係を明確化するとして恒久化することも併せて規定している。

 社保庁は、欧米の主要諸国でも事務費に保険料が充当されていると説明。柳沢伯夫厚生労働相は先の国会で「(社保庁を廃止して2010年に発足する)日本年金機構の予算で経費が計上され、そこでチェックを受けることになる」と答弁している。(了) [時事通信社]

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by eisakutyan | 2007-07-26 20:06

敗北宣言か?!

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紙面展望(2007年)プレスネット

7月24日付 安倍政権に初の審判

参院選公示にあたっての社説

争点、年金問題以外も

 各党が「天下分け目の政治決戦」と位置付ける参院選が十二日に公示され、二十九日の投開票に向け選挙戦が激しさを増している。安倍政権が発足して初の本格的な国政選挙で、与党が非改選議席を含め過半数を維持できるかどうかが焦点だ。公示にあたって約六十本の社・論説が取り上げ、今回の参院選の意義などを論じた。

政治的な意味合い大きい

 〈政権審判〉北海道「最大の争点は安倍晋三政権を信任するか否か、だろう。『美しい国づくり』を掲げ、実現のために『戦後レジーム(体制)からの脱却』を図ると宣言した。教育基本法が改正され、改憲に道を開く国民投票法が成立した。一方でこつこつと納めてきた年金の記録が宙に浮いていた。政治とカネをめぐる疑惑が次々と表面化した。そんな九カ月余りの首相の政権運営が評価の対象だ」、朝日「この9カ月に安倍政治がやったこと、やらなかったことを、その手法も含めて有権者がしっかりと評価するのが、この選挙の重要な目的であることを忘れてはならない。(略)これからの日本の政治のあり方をめぐって重要な選択が問われていることを心にとめておこう」、新潟「今回の選挙は、過去のどの参院選にも増して『政権審判』という性格を色濃く帯びている。自民党幹部などから予防線を張る形で『参院選は中間選挙にすぎない』という声が出ているが、そうではあるまい」、日経「第二院の半数改選選挙であり、時の政権にとって本来は中間評価の選挙という意味合いを持つ。しかし、まだ衆院選で有権者の審判を受けていない安倍政権にとって、今回の参院選は有権者の本格的な審判を受ける最初の選挙となり、その政治的な意味合いは大きい」。

 〈争点〉京都「長年にわたるずさんな年金記録問題が最大の争点になるのは間違いない。(略)年金問題に対する国民の関心の高さは将来に対する不安の裏返しである。医療・介護など安心できる社会保障制度を確立するための設計図を各党で競ってもらいたい。その際に消費税を含む財源問題を避けるのは無責任だ」、読売「安倍首相は、『消費税を上げないとは一言も言っていない』と言った後、軌道修正を図るなど発言は揺れている。選挙での増税論議は、政党にとって鬼門だろう。だが、前回参院選で勝利した民主党は、『年金目的消費税』の導入を掲げ、3%の引き上げを主張していた。消費税について、しっかりと論議するのも、政治の責任だ」、沖縄「国民投票法が成立したことによって三年後には改憲の発議が可能になった。自民党は参院選の公約の中に『二〇一〇年に改憲発議を目指す』と明記している。年金問題が浮上したためにかき消された感があるが、憲法改正問題についての有権者の判断が問われる選挙でもあることを肝に銘じたい」、産経「日本の現況に目を向ければ、技術力、競争力、学力の低下やモラルの崩壊が指摘されるなど、多くの課題を抱えている。政党党首は、新たな国づくりと、その危機を突破する青写真を示すときである。(略)『年金』だけが争点ではない」。

 〈参院のあり方〉北日本「先ごろ閉幕した通常国会は、衆院での与党の多数を背景にした強行採決などの運営手法が参院にも持ち込まれ混乱した。『良識の府』参院の存在意義が問われている。今回の選挙は、参院のあり方を掘り下げて考える機会でもある」、神戸「参議院は『良識の府』といわれてきた。衆議院とは違う観点から論議し、その行き過ぎを抑制し、補完する。そんな役割が期待されたからだ。日本はいま、少子・高齢化が進む中で、新たな国づくりを迫られている。(略)多様な角度からの国会議論が、ますます必要となっているというべきだろう。それぞれの主張に耳を傾け、よく吟味して、『良識の府』にふさわしい人を決める。そんな選択を心がけたい」。

政策見極める力量が必要

 〈有権者に望む〉南日本「参院選を小泉政権時代の郵政選挙のように、年金だけの選挙に矮小化(わいしょうか)させてはならない。有権者は投票に際し、さまざまな問題について総合的な判断を求められていることを肝に銘じてほしい」、毎日「イメージだけでなく、政策を重視する有権者は確実に増えている。(略)各党の論争が深まるのを期待すると同時に、有権者もじっくり政策を比較して投票しよう。そんなマニフェスト型選挙を定着させる参院選としたい」、中日・東京「具体的な政策の中身が選択のポイントとなる。首相は『約束したことは必ず実行していく』と言っている。その約束は信頼に足るか。与野党逆転を訴える野党もまた、実のある政策を提起しているか。じっくり聞いて、見極める力量を有権者も備えたい。暮らしにかかわる大事な選挙である。有権者の力量も試される」。  (審査室)

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 *中川らがこの時期に「参院選で負けても安倍退陣はない」と重ねて表明している。これは珍しい表明であり居直りでもあるが、事実上の敗北宣言とも受け取れる発言である。
 各社世論調査によれば自民党支持層は相変わらず民主を凌いでいるが、その投票行動はというと、支持者の多くが今回は民主に入れるとしているのである。そのせいか、民主党は本来の支持層に倍する得票を得そうな勢いだそうだ。
 安倍ポンに対しても、世論は過半数を割ったら退陣せよとの意向が50%近くあるのである。  要するに世論は、自民支持層も野党支持層もこぞって安倍ポンにはもう辞めて欲しいというのが大勢なのである。祖父の岸同様、安倍ポンもまた「声無き多数」を標榜するのだろうか?

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by eisakutyan | 2007-07-24 18:53
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  *祇園祭の山鉾巡行も無事終わって今度は、これも日本三大祭のひとつ=大阪天神祭が7月23・24・25日と開催されます。
明日23日がギャルみこし、25日が船渡禦・花火大会ですね。みんながんばろね♪(はあ?

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*07京都祇園祭のムービーを見たい人は→みわちゃ見参へどうぞ。w
 *07京都祇園祭のお写真だったら→ヤースケ伝免許皆伝へどうぞ。w

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 農相政治団体、事務所退去後も経費 7年で1215万円計上「移転届怠った」
 
2007年7月22日 中日新聞朝刊

 赤城徳彦農相(衆院茨城1区)の関連政治団体「つくば政策研究会」が、一九九六年に東京都内のビルを退去した後も、政治資金収支報告書には一九九七年から解散前年の二〇〇三年までの七年間にわたり、同ビルに事務所が実在するように記載し、人件費や光熱費などの経常経費約千二百十五万円を計上していたことが分かった。

 赤城事務所は「会計責任者が所在地の移転届を怠っていたため疑念を招いた。今後は同じ過ちを起こさぬよう厳しく注意した」とコメントしているが、解散当時に代表だった茨城県内の元町長は「目立った活動はやってなかった。解散したということも、後で赤城事務所の秘書から聞いた」と話しており、赤城農相の政治団体の会計処理に不自然な点がまた浮かび上がった。

 事務所の説明によると、研究会は八八年に設立され港区西新橋のビルに事務所を置いた。九六年に退去し、その後、茨城県下妻市内に移転、二〇〇〇年から〇四年に解散するまでは会計責任者が同市の自宅で事務を執っていたという。

 政治資金規正法は移転などがあった場合は、七日以内に届け出るように義務づけている。

 解散当時に代表だった元町長は「徳彦さんが初めて国政に挑戦する時に相談に乗ろうということでつくった団体だ。あまり明確な活動はやっていなかったと思う」と話している。これに対し、赤城事務所は「設立された当初は、きちっと活動していたと聞いている」としている。

    ◇

 赤城徳彦農相は二十一日、「新聞社からの問い合わせを受けて調べ、初めて団体(つくば政策研究会)の存在を知った」と釈明した。

 赤城農相は「会計責任者が、支持者の一人に団体の代表を務めるようにお願いしたようだ。私としても、皆さんにご心配をおかけし、申し訳ないと思っている。今後はこういうことのないよう指示した」と話した。

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 年金ミス、総務省が50年放置 行政監察で問題視

2007年07月21日06時25分『朝日新聞』

 年金記録問題で、行政管理庁(現在の総務省行政評価局)が1958年度の行政監察で管理のずさんさを指摘していたことが分かった。これまで政府は問題を認識したのは64年としてきたが、その6年前に本格的な調査があったことになる。その後、再調査などの対応は行っていなかった。同局は「年金記録問題検証委員会」の事務局。年金記録問題の原因や責任の所在を検証する総務省も対応が問われそうだ。

 行政監察は、現在の行政監視・評価。厚生年金保険事業を対象にしたもので、報告書は59年8月にまとめられた。

 報告書によると戦後の年金記録の台帳は未記入や誤記などが多く、50年から57年にかけて整備された。だが、整備後も「なお整備不能、整備不完全、あるいは不明の台帳」が「少なからず残されている」としている。

 行政管理庁は台帳整備について「一層の努力を払う要がある」と勧告。これに対し、厚生省(現在の厚生労働省)は「記録全部を検査することは、非常に困難であるので、将来保険給付の発生に際して再計算し、保険給付の裁定の確実を期することとしたい」と回答した。最近まで厚労省が「年金支給時の申請を待って対応する」としてきた姿勢に通じるものだ。

 報告書は当時始まっていた記録の機械管理についても「事務管理、作業管理が十分確立、実施されていない」状況だと指摘。「無理な作業処理を行うため、勢いミスが多く」生じるとしていた。

 こうした台帳整備や機械管理のあり方が、その後の「宙に浮いた」5000万件の問題などにつながった可能性がある。

 政府は6日に閣議決定した答弁書で、年金記録問題を認識した時期について、64年9月1日付の社会保険庁の文書を根拠に「64年以前から記録事故があったものと認識している」としていた。だが、58年度の行政監察には触れていなかった。

 総務省の伊藤孝雄審議官(行政評価局担当)は「朝日新聞社の指摘を受けるまで報告書は知らなかった。年金記録について調べたのは、この1度だけだ。結果としてやってこなかったことは認める。今の時点で頑張るしかない」と話している。

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by eisakutyan | 2007-07-22 12:22
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 大型台風4号の直撃を受けている我が列島、死者まで出ています。被災者の皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
 豪雨の想定される地方の皆さんはくれぐれもご用心下さい。

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  鹿児島直撃2人死亡 小6、川に流される 全国2人不明68人けが 台風4号
郵便局舎と民家計5棟が全壊した土砂崩れ現場。つぶれた屋根のそばで局員が途方に暮れていた=14日午後4時20分、鹿児島県垂水市二川

郵便局舎と民家計5棟が全壊した土砂崩れ現場。つぶれた屋根のそばで局員が途方に暮れていた=14日午後4時20分、鹿児島県垂水市二川
 大型で非常に強い台風4号は14日午後、鹿児島県の大隅半島に上陸、九州の広い範囲を風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら、宮崎県沖の日向灘に抜けた。九州では男児ら2人が死亡、26人が重軽傷。共同通信によると、愛知県と徳島県で2人が行方不明になったほか、けが人は西日本を中心に68人に上った。気象庁は「なお地盤が緩んでいる」として、土砂災害などに厳重な警戒を呼び掛けている。

 鹿児島市下福元町では同日午後2時半ごろ、友人とボール遊びをしていた西谷山小6年、上村恵大君(11)が増水した川に転落。約2時間後、約200メートル下流で発見されたが、搬送先の病院で死亡した。鹿児島県肝付町の山中では同日夜、水道の修理をしていた近くの農業有野幸雄さん(76)が側溝に転落、流されて亡くなった。

 同日正午すぎには、鹿児島県垂水市二川地区で土砂崩れが発生。郵便局と民家4棟が土砂に埋まったが、住民らは避難していて無事だった。

 暴風雨による浸水や停電が相次ぎ、熊本、大分、宮崎、鹿児島の4県で約1万6000世帯約3万9000人に災害対策基本法などに伴う避難指示・避難勧告が出された。

 熊本、宮崎、鹿児島3県で35戸が床上浸水、120戸が床下浸水。宮崎市と宮崎県西都市では緊急度が高い避難指示が1263世帯3390人に出された。

 避難勧告は14日午後10時現在、大分県(197世帯445人)、熊本県(145世帯353人)、宮崎県(8963世帯2万1471人)、鹿児島県(5925世帯1万3471人)に出された。また、九州各県で多数の住民が自主避難している。

 九州電力によると、15日午前零時現在、大分、宮崎、鹿児島3県で計約4300世帯が停電。同社が復旧を急いでいる。

=2007/07/15付 西日本新聞朝刊= 2007年07月15日01時49分

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  で、私の方はふさぎ込んでばかりもいられませんので、ちょっと古い記事ですが、第111回メディアソシオ6/30が秀逸なので取り上げてみます。
 これは要するに立花さんが安倍ポンをコテンパンに罵り倒しているのです。
 今や女子高生にまで『経験不足』を指摘されている御仁だそうだから、如何ともし難い。

 「政治センスの無さ」も氏のおっしゃる通り。
 何をやっても裏に入る。
 「政治センスとは何か。自分の言動が生みだす政治効果をすばやく直感的に計算して、それを最大化する方向に言動をすぐに微調整する能力である。」(立花)
 小泉ポチはこの詐術だけで長期政権をこなした。が、安倍ポンは遺憾ながらそんなに頭が良くないから当意即妙性というものが皆無だ。

 慰安婦問題では「《狭義の強制性はなかった》などという妙に細部にこだわった但し書き付きの談話」(立花)を発表するものだから、これが米メディア・議会の強烈な反発をまねいた。
 赤城擁護では「800円ですよ!800円!」などと愚かにも細部のみを無意味に強調して、野党からの辞任・更迭要求に反発してみせたが、本人はあれが有効な反論だと確信して言っているわけである。世耕情報相は「そんなの駄目ですよ」と諫言しなかったのだろうか?

 「メディアシーク」が(12~18才の)中高生相手に行った『笑激』アンケートでは《「誰に首相になってほしいか」の問いに、「安倍首相のままでよい」とする人はわずか5%しかいない。》(立花)のだそうだ。
 40代にして若い世代に鼻であしらわれるようなざまでは、これはもうご老体の域であるから、縁側でお茶でも飲んでいた方がいい。

 《(安倍ポン)不支持の理由として、具体的には、

「内閣に不祥事が起きても弁護してばかり」
「身内で政治をしている感じがする」
「現実みがないことが多い。年金にしても調査期間に無理がある」
「人柄だけで当選して美しい国とか抽象的な事ばっかり」
「なにがしたいんだかわかんない。うつくしい国って何なんですか!?」

といった答えが出てきた。》(立花)となると、これはその辺の太鼓持ち評論家を遥かに凌ぐ冷徹な分析力である。w

 《どんな世界でもそうだが、一定の責任あるポジションにつくためには、どんな人でもその世界での一定の経験が必要である。
ところが安倍首相には、閣僚としても、党役職者としても、ほとんど経験らしい経験がない。閣僚としては、官房長官を11カ月。党の主要な役職としては、幹事長を12カ月やっただけなのである。
これだけの経験しか持たずに総理大臣になってしまった自民党政治家は、安倍首相以外誰もいない。
安倍首相は本当に「経験不足」そのものなのである。

 ・・・派閥を基盤とした実力者がみんな実力を失ってしまう中で、絶対権力者となった小泉が禅譲によって、政権を安倍に譲る形で安倍政権が誕生した。
安倍は激しいパワーストラグルで鍛えられることが一度もなしに、政権を取ってしまった。つまり、あまりに未熟なまま、総理の座についてしまったわけである。》(立花)

 で、結論は:

 《これからどうなるのか。

いまのところは、長期的な見通しはつかない。参院選で安倍首相が敗けることは確実だが、そのあとは、安倍首相の敗け方いかんで、どんな展開もありうると思う。

それこそ自民党も民主党も分裂して、大々的な政界再編が起こることだってありうると思う。

いずれにしろ、この未熟な総理大臣には早く退場してもらいたい。最近の強行採決の連発を見ていると、こんな人を首相にしておいては、日本は壊れてしまうと思う。》(立花)

 ということです。異議なし。笑。
 てか、久しぶりによく笑える文章と出会った。


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by eisakutyan | 2007-07-15 00:04

テレビとwebの結合。

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↑ 写真はNYタイムス7/12からお借りしてます。
 *私は田舎者だからTokyo MXなんて放送局は知らなかったけど、これがYouTube日本語版に自分のところの個人サイトを登録したのですね。行ってみたけど、スカパーよりは簡略で良さそうだ。こういう形でどんどんテレビ局とwebの融合が進むのは基本的に歓迎しますが、NHKはこのご時世に危機感を持ったのか、来春から口座振替利用者に限っての初の受信料値下げを検討しているようである。w

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 NHK、08年度にも受信料、初の値下げ検討

 NHKは13日までに、2008年度にも受信料を値下げする方向で検討を始めた。下げ幅などについては未定だが、9月にまとめる次期経営計画に盛り込む方針だ。

 受信料の値下げはこれまでに例はない。受信料をめぐっては、菅義偉総務相が2割値下げを求めていた。NHKは慎重な姿勢を示していたが、値下げなしで世論の理解を得るのは難しいと判断したもようだ。だが一律の値下げは経営に大きな影響を及ぼすとの意見もあり、先行きは不透明だ。

 値下げが実現すれば一時的に受信料収入が減るが、不払い者に対して簡裁を通じた支払い督促を実施していることなどから支払率の向上がさらに見込まれることや、徹底した経営の効率化などで対応する構え。このほかに、割引制度の拡充などの案も検討している。

 相次ぐ不祥事を契機に、受信料の不払いは最大で128万件にまで増加したが、現在は81万件にまで減少している。

 菅総務相は今年1月、受信料の2割程度の値下げと支払いの義務化をセットにした放送法改正案を通常国会に提出する方針を表明。NHKは受信料制度の見直しを含めた次期経営計画を9月にまとめる姿勢を崩さなかったため、義務化は放送改正案には盛り込まれず、議論は持ち越しとなっていた。

 ◆NHK受信料 NHKの放送を受信できるテレビがある世帯や事業所は、受信契約を結ぶことが放送法で定められている。受信料の支払い義務は同法に明記されておらず、不払いに対する罰則はない。受信料はNHKの事業収入のほとんどを占めるが、現在すべての対象世帯・事業所のうち約3割が支払っていない。額は契約の種類によって異なり、地上波カラー契約(口座振り替え)は月額1345円。

(2007年7月13日12時51分 スポーツ報知)

cf.『NHK受信料拒否の論理』(本多勝一著・朝日文庫)

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 TOKYO MXも「You Tube」に配信--地上波テレビ局で初

 東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)は7月12日、Googleと契約を締結し、You Tube日本語版に日本の地上波テレビ局としては初めてブランドチャンネルを開設した。放送と通信を連携させた新しい放送局としての活動を強化していくという。

 TOKYO MXは、2006年8月から一部の番組をアメリカのYou Tubeにアップロードするなど、積極的にインターネットでの番組公開を推進してきた。

 ブランドチャンネルの開設にあたり、第一弾としてニュース番組「TOKYO MX NEWS」、東京都知事の生の声を動画で伝える「石原都知事定例会見」、立川談志・野末陳平両氏が世相を縦横に斬る「談志・陳平の言いたい放だい」の3本を提供。今後、順次番組を増やしていく。

 TOKYO MXは、これまでデジタル2チャンネル放送、携帯電話での視聴(ワンセグ)を意識した番組制作、番組のインターネット配信等を行ってきた。今後も新たな放送局としての活動を強化していく。(CNET Japan)『読売新聞』

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 大型台風4号が全国の夏祭りを直撃しそうな雲行きです。
 皆様、くれぐれもご用心遊ばせ。

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by eisakutyan | 2007-07-13 15:10

自公政権を打倒しよう♪

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首相、責任触れず 勝敗ライン 自民『与党で過半数』

2007年7月12日 東京新聞夕刊

 安倍晋三首相は、与党が参院選で敗北した場合の責任論について口を閉ざしたまま、十二日の公示を迎えた。過半数を数議席下回っただけならば、国民新党などを抱き込んで延命を図る道もあるが、それでも補充しきれないほどの惨敗を喫した場合には、退陣する可能性が高い。具体的には、橋本龍太郎首相が引責辞任した一九九八年参院選で自民党が獲得した四十四議席が分岐点となりそうだ。 (政治部・佐藤圭)

 勝敗ラインについては、自民党内でも「与党で過半数維持」で一致しているが、これは必ずしも、首相が退陣する目安となる「責任ライン」とは重ならない。

 党執行部内でも、青木幹雄参院議員会長が「自民党の責任者は安倍首相だ。勝敗ラインは過半数ということは、はっきりしている。責任の所在をはっきりさせて戦う」と主張する一方、中川秀直幹事長は「過半数を割ったぐらいでは退陣はあり得ない」と責任論自体をけん制する。

 確かに中川氏の言うように、過半数を割ったとしても、自民党の獲得議席が四十台後半にとどまれば、ともに非改選の参院議員で、新党日本を事実上離党した荒井広幸氏や、民主党会派から離脱する意向を表明した松下新平氏、さらに国民新党(非改選の所属参院議員は二人)との連携で、不足分を補うことはできるかもしれない。

 現に、自民党では早い時期から過半数割れに備えて、国民新党側との接触を重ねてきた。荒井氏らに向かっては「わが党に結集していただける人は歓迎する」(丹羽雄哉総務会長)と、盛んに秋波を送っている。

 しかし、四十議席台前半にまで落ち込むと、荒井氏や国民新党の議員だけでは足りず、多数派工作は頓挫。参院の国会運営の主導権は民主党に奪われる。

 そうなれば「内閣は死に体」(青木氏)。首相指名選挙は、自民、公明両党が多数を占める衆院の議決が優先されることから、制度上は、首相が突っ張る余地は残されているものの、橋本政権、そして八九年の参院選に大敗して瓦解した宇野政権の例からしても、安倍政権が退陣に追い込まれる公算が大きい。

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 ・・しかし、私の知る限り、特に保守系はそうだが、野党も後援会事務所はもの凄く曖昧。中身を言えば、大体はバス旅行とか温泉旅行、国会見学や飲み会といったものが後援会活動で、政治資金規正法上計上しにくいし、そもそも今でも公表の義務がない。・・

 ↑ 以上(2007参院選完全攻略ガイド・岸井論文より部分引用)

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 さて、いよいよ公示であるが投票日まではまだ先が長い。
 センキョの面白いところは、良かれ悪しかれ結果が数字できちんと出るところである。
 政党関係者など、各候補と直接関係のない人たちは「あ、この得票数のなかには自分(たち)の投票が加算されている。ぶひひ」などと人知れず微笑んでいるやも知れない。w

 ↑ この「後援会活動」というのが曲者で、保守系候補者たちの買収と供応の隠れ蓑になっているというのがこの国の常識である。つまりこの団体はあくまで任意の友好団体であるから、ここで歌舞伎座やコマへの観劇ツアー等、どんな便宜が計られようと買収・供応には当らないというトリックが仕込まれているのである。
 「ワン・クッションおけば違法も合法になる」という詐術は高級官僚らの天下りにも頻繁に使われている。今回の「5万円以上」それも後援会経費には領収書不要、などという公明提案の法改正(?)などはザル前提の悪法だったことが早速事実となって露呈して来たわけである。ザル法のザル法たる所以を自ら率先して証明してみせるのだから、随分ご丁寧な政権である。

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by eisakutyan | 2007-07-12 16:11
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 *先日他所で取り上げた奈良本辰也編著の『日本史の参謀たち』だが、後半幕末期から明治開明期にかけての語り口が俄然熱を帯びて来る。
 明治15年17年のいわゆる『京城事変』で宗主国=清国に遅れをとった日本帝国主義は、対欧米の不平等条約からの脱却を目指して一路朝鮮経営を目指すことになる。彼ら明治元勲たちには、植民地の一つも持たないでは到底欧米列強と比肩し得る近代国家たり得ないとの共通認識(狂信!)があったのである。
 幕末のいわゆる『尊皇攘夷』思想は紆余曲折の末『尊王(即ち倒幕だ)開国』へと宗旨換えしたかの如くだったが、これが明治20年代のいわゆる『国権主義者』たちによって復活(?)し、条約改正に対する『政府の弱腰』を厳しく追及して広く『国民(←但し納税している富裕層に限る)』の支持を集めていたという事情がこれに絡んでいる。

 明治27年(1894年)日清戦争は近代国家としての日本が初めて仕掛けた対外戦争である。それもかなり強引に喧嘩を売っているから後に『三国干渉』を招くことになるのであって、ここまで来ると第二次世界大戦までもう一歩だ。

 で、その流れはこうなる。→宣戦布告の二ヶ月前6/5には大本営設営。7/23京城王宮攻撃~占拠。7/25豊島沖海戦で海軍がまず清国兵と交戦。7/29陸軍大島旅団は清国陸軍の拠点=牙山を京城から出撃して攻撃。8/1宣戦布告。9月には大本営を戦場により近い広島へ移す。・・と、いや、歴史というものは連綿と繋がっていて、どこでどう切るかということはなかなか難しいのだが、これが構造主義とかM・フーコーとかいうことになって来ると、「いわゆる『歴史主義』なんてものは胡散臭いじゃないか」「『歴史』なんてほんとにあるのかよ?!」となって来て、やあ我々はいろいろ大変だってばさ。w

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 *所得の不平等が日本では拡大している。労働市場が二極化しているというのである。OECDが指摘するのだから間違いない。笑。連合ら労働組合が格差是正を言い始めたのは極々最近のことで、それもどこまで本気かわからない。と言って、『クミアイ』などに今更期待する御時世でもない。産業構造が激変しているからである。農林水産業や工場生産に従事する人々はもはや多数派とは言えない。我々の大多数は今やサービス業や商業で日々糊口を凌いでいるのである。と、与党政治家や霞ヶ関官僚たちも言わば国民全体への公僕であるからには、これも一種サービス業に携わる人種である筈だが、彼らの場合自分たちとそのお仲間たちだけにはしっかりと、お手盛り・サービスを欠かさないが、その本分たる国民全体へのサービスはというと、どこかに吹っ飛んでしまっているのである。それもこれも因果応報、我々自身が極悪非道の自民党をここまでのさばらせて来た当然の報いである。

 *何故これ程までに自民党は強力だったのか。事あるごとに『受け皿がない!受け皿がない!』と騒ぎ続けて来たNHKを筆頭とする御用マスコミの責任は無論小さくないが、問題はそこではなく、いよいよ階級分化が進んで一目散に『貧困層』への転落を余儀なくさせられている『車夫・馬丁の子』(←これはかの福翁の言葉の引用で「一般民衆」という意味です。誤解の無いように。w)らが、この期に及んで尚もポチや安部ポンに誑かされることを嬉々として受け入れている点にあるのだ。あのナチスも『一般大衆』の圧倒的支持がなければ、あそこまで猛威を振るうことは適わなかったことを思えば、この呪縛を如何にしたら振り解くことが可能か、皆さんこの梅雨空の下、ちょっとは考えてちょうすか?(←何弁?)w

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 農相事務所経費 あまりにも不透明すぎる
 『山陽新聞』社説。7/10.

 安倍内閣で閣僚の不明朗な事務所経費問題が、またもや持ち上がっている。赤城徳彦農相(衆院茨城1区)の後援会事務所の会計処理に疑問が生じ、赤城氏は「問題ない」と潔白を強調する。しかし、裏付けとなる資料を明らかにしようとせず、説得力に欠ける対応と言わざるを得ない。

 今回の問題は、赤城氏の政治団体「赤城徳彦後援会」に関してである。茨城県筑西市の両親が住む実家を主たる事務所として届け、一九九〇―二〇〇五年の十六年間に事務所費や光熱水費など計約一億二千三百万円の経常経費を計上していたが、後援会としての実体はなかったとする疑いが浮上した。

 赤城氏は「(事務所は)初当選以来まさに拠点。付け替えや架空計上は全くない。ほかに水戸でも活動しており、(合算)計上している」と疑惑を全面否定した。

 これに対し赤城氏の両親は当初、「家賃や光熱費はもらっておらず、事務所として使ったことはない」と赤城氏の主張と食い違う発言をした。その後、内容を赤城氏寄りに修正したが、不自然さは否めない。

 経費の詳細な内訳について、赤城氏は公表しようとしない。これでは疑惑を晴らすことは無理だ。やましい点がないのなら領収書などの裏付け資料を出し、きちんと説明する必要がある。

 安倍内閣になり閣僚の事務所費をめぐる問題が相次いで表面化している。佐田玄一郎前行政改革担当相は関係政治団体が架空事務所費を計上していた疑いが発覚し、昨年末に辞任した。松岡利勝前農相は不透明な光熱水費について国会で追及中に自殺した。

 赤城氏は松岡氏の後任として、六月に農相に就任したばかりだ。「政治とカネ」の問題で国民の不信感が一段と強まる中、「またか」という感じである。

 安倍晋三首相の任命責任も問われよう。首相は「赤城氏の説明で十分だろう」と擁護に回り、領収書などを示しての詳細な説明は必要ないとする。間近に迫った参院選を意識し、早く幕引きしたいだけと批判されても仕方あるまい。首相こそ率先して国民が納得のいく対応を求めるべきではないか。

 先の国会で自民党などの与党が成立させた改正政治資金規正法の不備も指摘される。政治家の資金管理団体に限り五万円以上の経常経費に領収書添付を義務付けたが、今回の後援会事務所は対象外だ。改正法の実効性が早くも疑問視されている。ザル法といわれるようでは、与党が改正の成果を誇ることはできない。

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 *歴史はまさしく二度繰り返す。一度目は悲劇として(←松岡だ!)、二度目は喜劇として(←これが今回の赤城だ!)。
 ↑ この山陽新聞社説の指摘する通りで、何ら疚しいところがないなら自ら進んで領収書明細を公表すべきなのだ。疑われているのは赤城であって、疑われている当の本人が「自分が潔白だというのだから自分は潔白だ」などという理屈を誰が通すか。舐めるんじゃねえぞ。
 「他の議員へ気兼ねしている(はあ?)」などということなら、自民全体が怪しい金の使い方をしていることを証明することになってしまうんだぞ。わかって言っているのか?ったく、三代目はアカンなあ!
 松岡同様、この男も執行部から「これ以上喋るな!《適正に処理している》で押し通せ!」と厳命されているのだろうか?!  
 ここまで来ると、まるで再生ビデオの世界である。


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by eisakutyan | 2007-07-11 08:57
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 *安倍ポンにはかつて従軍慰安婦報道に関し、NHKへ公然たる(隠然たるか?)差し止め要求をした前科がある。奴にとってはNHKも、靖国派の御用新聞=産経も同じ自分の道具なのである。
 今日のNHKラジオのニュースは年金問題について、非常にトリッキーな言い回しをして『政府与党』を全面擁護している。注意して聴かないと何を言いたいのかわからない程だから、報道はここまで後退し腐り切っているのかと驚かざるを得ない。
 つまり『第三者委員会』(←これだって無給で働いているわけではない!)から「年金は払ったのに事業者の着服や手続きミスで記録が残っていない人に対しては年金を支給出来るようにしろ」という答申?が出て、それを政府は「対応を検討する」と答えただけなのであるが、NHKの報道にかかると、あたかも「法的措置を含めて支給出来るようにする」と決定したかの如くに聞えて来るのである。しかも「責任は社保庁にある」との自民党内の手前勝手な意見まで伝えるのであるから、これを御用報道=大本営発表と言わずして何とする!?

 自分が任命した委員会が何か具申してくれば「検討する」のは当たり前じゃないか?!
 こんな報道があるか!
 何でもかんでも社保庁におっ被せて、自民党と厚生労働省の監督責任を不問に付すつもりの自民の策略を、ご大層にわざわざ公共の電波に載せていいのか!

 年金問題を『振り込め詐欺』だというコラムがあった。笑。まったくその通りである。
 この問題の本質は、長年に亘る自民党政権の惹起した権力犯罪なのである。
 昨夜の報道ステーションで鳥越さんが「年金問題は安倍さんが引き起こしたわけではない。対応策を俄か仕立ての法案の強行採決で突破したのは安倍さんの責任だ」と言っていたがこれは甘過ぎる。

 長妻議員の「国民全員に通知せよ」との再三に亘る忠告を「そんなことをしたら国民の不安を煽るだけだ」と突っ撥ねて問題を放置し、膨張・巨大化させておいて、いざ事態が収拾つかなくなって初めて「私の内閣で、国民の立場に立って完璧に処理しますから安心して下さい」と180度方針転換する(した振りをする?)とは、この人間はどこまで破廉恥なのか!?

 最近民放がしきりに流す羽賀研二のせいぜいがところ数千万から数億円単位の「詐欺」など、歴代自民党政府と霞ヶ関官僚どものやらかした『やらずぶったくり』の年金詐取・汚職・買収供応・天下り・わたり・官製談合・・etc.と比べればまるで児戯のように見えて来るではないか。

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by eisakutyan | 2007-07-10 08:29