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時事談義・イラスト・ミニアニメetc.


by eisakutyan
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20世紀・映像の記録。

20世紀・映像の記録。_f0052281_14311996.jpg


 *猛暑である。電気使い過ぎだ。あちゃ~っ。
 連日40℃を超える地区が続出している。
 62年前のあの夏も随分暑かったらしいが、私はまだ生まれていないから。あっちゃ~っ。

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 *8/15を「終戦記念日」などと言う。が、「終わった」のではなく「降伏した」=「負けた」のである。
 ↑ 『映像で綴る20世紀の記録』のDVDを2本買って来た。
 写真のvol.5「1940-1949」とvol.8「1970-1979」である。

 *うち、vol.5を見た。「真珠湾攻撃~広島・長崎へ原爆投下」と副題があるが、元々イギリスBBCとフランスPathe社の映像ということであって、40年のダンケルク脱出から49年の中華人民共和国樹立まで、七つのエピソードが「映像」で語られている。コダックの「ブローニー」が1900年の登場だから、我々人類が「動画実写」を知ったのは、せいぜいのところこの百年程の間でしかない。20世紀に人類はさまざまな変容を遂げた。

 ナチスドイツの「ホロコースト」の映像は死屍累々、虐殺され蝋化し、うずたかく積まれたユダヤ人の映像には今更ながら言葉を失った。敗戦直後のドイツ人らは強制収容所の実態を自分の目で見ることを強いられたそうである。
 
 わが国はどうか。「迷惑をかけた」ことを「反省」はするが、「集団自決」の軍による強要など証拠はない。「従軍慰安婦」に軍が関与した証拠はない。「河野談話」は証拠がない。「百人斬り」など知らない。「731部隊」も知らない・・云々と、旧日本帝国軍隊の実行行為を逐一曖昧化しようと企む政権が半世紀以上に亘ってこの国を牛耳っている。異様・異常である。

cf.「allcinema.」←映画のデータベースはここ。

# by eisakutyan | 2007-08-17 14:39

猛暑もここまで?!

猛暑もここまで?!_f0052281_2115326.jpg


 昨8/15群馬県館林市では40.2度Cを記録したがこれでも史上2番目と言う。もう35度Cなんて聞いても誰も驚かなくなっている。猛暑の中、ピントがずれている小泉ポチと目立ちたがりの高市、「みんなで靖国」派の面々40数名が靖国参拝を強行した。「頑張れシンちゃん饅頭」なるものが靖国で馬鹿売れしたらしい。小沢さんは裸の悪鬼の風体で、これには各方面から苦情が出てデザインを変えるようだ。靖国参拝者は激減したというが、チンピラ右翼の連中はどこへ逃げてしまったのだろうか。KYという若者言葉がある。これは「K(空気)がY(読めない)」の略だそうで、第一義的には安倍ポンを指すが、小泉ポチも早「過去の人」か、「空気が読めない」点では同等だ。などと言っていたら今日8/16は岐阜多治見市で40.8度Cだ。人間の体温が平均36.5度C。体温を気温が上回ってどうする?!熱波は日本だけではない。地球はまるで「暑いか寒いかどっちかにせい!」と我々に決断を迫っているかのようだ。「暑くもなく寒くもないちょうどいい中庸の気候」などどこかに吹っ飛んでしまったのか。さあどうする、問題山積のわが日本?!

財部誠一・日本の借金時計。

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  靖国参拝者は16万5千人 終戦記念日 2007年8月15日 20時38分

 靖国神社は15日、今年の終戦記念日の参拝者数を昨年より約9万3000人減の約16万5000人と発表した。

 小泉純一郎前首相が現職首相として21年ぶりに参拝した昨年の約25万8000人や1昨年の約20万5000人を大きく下回った。 (共同)

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 高市大臣靖国参拝 「私人」を強調 2007年8月16日 東京新聞朝刊

 終戦記念日の十五日、安倍内閣の閣僚十六人のうち、靖国神社参拝をしたのは高市早苗沖縄北方担当相だけだった。

 高市氏は参拝後、記者団に「かけがえのない命を国家のためにささげられた方々に感謝し、み霊が安らかにあるようにお祈りした」と述べた。公人か私人かは「一日本人としてだ」と私人の立場を強調した。

 自身の参拝を見送った安倍首相は、高市氏の参拝について記者団に「高市氏の判断だ。閣僚であっても参拝の自由はある」と述べた。

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 *「閣僚であっても参拝の自由はある」とは何なんだ?!
 こいつは天然ボケだろうか。お前はなぜ行かないんだ!?

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 河野議長追悼の辞 『戦後レジーム』を堅持 安倍政権を強くけん制
2007年8月15日 東京新聞夕刊

 「日本軍の一部による非人道的な行為」をわび、「日本国憲法に象徴される新しいレジーム」を堅持する-。全国戦没者追悼式での河野洋平衆院議長の「追悼の辞」の真意について、従軍慰安婦問題や憲法をめぐる安倍晋三政権の“タカ派姿勢”を強くけん制し、日本の恒久平和主義をあらためて内外に示した発言と識者らは受け止めている。

 河野議長の中学の先輩で政治評論家森田実さんは「非人道的な行為」とは従軍慰安婦問題とみて、「河野らしさが発揮された。彼はもともと平和主義者で安倍路線の対極にいる。衆院議長として首相をしかり飛ばしてもいいのに今までがおとなしすぎた」と喝采(かっさい)を送る。

 従軍慰安婦問題をめぐり河野議長は、宮沢喜一内閣の官房長官だった一九九三年八月、日本軍の関与を認め「おわびと反省」を表明。だが、安倍内閣になって談話の見直しを求める動きが活発化。談話を踏襲するとしながら、安倍首相は今年三月、「(日本軍が強制連行したという)強制性を裏付ける証拠はなかったのは事実だ」と述べ、談話を事実上批判した。

 河野議長の踏み込んだ発言の要因として森田さんは、米下院が七月、この問題で日本政府に公式謝罪を求めて決議したことが大きいとみる。「安倍首相の発言が米議会に火をつけた。談話の当事者としてしっかりとしたメッセージを内外に送っておきたかったのだろう。来年の追悼式までに衆院が解散する可能性もあり、最後の発言の機会だったかもしれない」

 一方、「改憲を公約に掲げた安倍首相の『戦後レジームの脱却』というスローガンを意識した言葉だったのは明らか」とみるのは、東大大学院の高橋哲哉教授(哲学)。

 強い印象を受けたのは、「日本国憲法」という言葉が中段と後段に二度繰り返し述べられたことだ。「安倍首相は、憲法も改定前の教育基本法も戦後レジームの象徴とやり玉に挙げたが、それでは戦後民主主義の否定につながる。河野さんは、憲法は戦争の惨禍を引き起こした反省に基づく正しい選択だったとあらためて肯定した」と言う。

 さらに、日本軍の「非人道的な行為」は「今春、河野談話を否定した安倍首相の態度への批判を込め、談話を出した『本人』として、あらためてアジアに対する謝罪を誠実に発信したいと考えたのではないか。追悼の辞は、日本の政治家として確信に満ちた強いメッセージとなった」と語る。

 一方、精神科医の香山リカさんは「終戦を受けて『決して過ちを繰り返さない』と誓い、戦争放棄を定めた憲法九条を選択したのは『私たち日本国民』だと明確に言い切ったところに、憲法改正を目指している安倍政権への批判が率直に表れている」と指摘する。

 さらに「過去の追悼の辞では、河野さんはアジアへの謝罪の気持ちを穏やかに表現した。しかし、今回のレトリックや比喩(ひゆ)のない表現には、憲法押し付け論などを背景に高まる改憲論議に対して『今こそ言いたい』という本音が出たような気がする」。そして「自民党も一枚岩ではないという状況が、この追悼の辞で浮き彫りになった」と言う。

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 *おとなし過ぎたというより腑抜けだったのである。河野さんもここまでコケにされていつまでも従順な子羊然としていては政治家としての末節を汚すことになるだろう。頃合を見て安倍ポンと訣別すべきだ。

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 防衛相に「密約説」 沖縄と人事で憶測 2007年8月15日 20時48分

 小池百合子防衛相と守屋武昌事務次官の確執をめぐり、小池氏と沖縄県側に密約があったとの憶測がくすぶっている。基地問題で強硬路線を唱える守屋氏を更迭する代わりに、普天間飛行場の移設問題で県側に理解を求めるという筋書きで、背景には守屋氏の後任人事と移設手続き開始が同時進行していることがある。小池氏は15日午後、米軍普天間飛行場移設予定地の沖縄県名護市を訪問。16日まで滞在する予定だが、島袋吉和名護市長との会談が取りざたされるなど、動向に注目が集まっている。

 在任5年目に入った守屋氏は長く沖縄の基地問題に携わってきたが、「県側の要求に譲歩してばかりでは移設が進まない」というのが持論。先の国会では、国に協力的な自治体だけに交付金を支給する米軍再編推進法の成立に尽力した。

 一方の県側は、日米両政府が決めた普天間飛行場代替施設のV字形滑走路案に反対。移設に向けた環境影響評価(アセスメント)手続きの第1段階となる「方法書」の受け取りを拒否し、守屋氏と激しく対峙してきた。 (共同)

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 *いつまで閣内に留まっていられるかわからない小池の問題にメディアは拘泥し過ぎである。第一安倍ポン自身が順当に行けば年内保たない状況なのに、その大臣になったばかりの小池の挙動になぜ丸ごと飲み込まれて大騒ぎしなければならないのか。小池の残留乃至閣内横滑りのためのパフォーマンス・話題作りにメディアが全面協力している形だ。

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イラク北部の同時自爆テロ、死者500人に

2007.08.16
Web posted at: 10:36 JST
- CNN

バグダッド(CNN) イラク北部ニネベ州で14日夜に起きた同時自爆テロは、死者が少なくとも500人にのぼった。同州当局者が15日語った。イラク治安部隊とモスル警察関係筋は死者数を260人としたうえで、増加する可能性を指摘していた。

自爆テロはシリア国境に近いカハタニヤやアルジャジーラなど、クルド人少数派のヤジディ教徒が居住する村で発生し、民家15─20棟が破壊された。イラク駐留米軍のミクソン北部師団長は、典型的なアルカイダの犯行手口だと述べ、米軍のイラク増派が失敗であることを印象づけて「米国人の意思をくじく」ことが目的だとコメントした。

事件はイラクの宗派対立をあらためて浮き彫りにした。イラクのアルカイダ勢力はイスラム教スンニ派が主流。また、ヤジディ教徒は「異教徒」とみなされ、脅迫状で立ち退きを迫られている。

治安対策が皆無に近い遠隔地でヤジディ教徒が迫害されている現状について、ミクソン師団長は民族浄化であり、集団虐殺に近いとの見方を示した。

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# by eisakutyan | 2007-08-16 21:19

タリバン他。

タリバン他。_f0052281_7404585.jpg

 *選挙前安倍ポンが「政治空白を作ってはならない」と言ったそのままに、戦後最低最悪の首相が何の道理もなく居座り続ける現況は「政治空白」そのものかも知れない。
 これはどう考えてもひどい、言わば「真夏の怪談」である。400年前だったら安倍ポンの首は今頃四条河原に晒されているだろう。いや、今でも顔面蒼白の安倍ポンはキョンシーみたいだ。
 これを尚も擁護し続け「改革の続行」を訴える小泉チルドレンらはいったい何者だろうか。さしずめ悪霊に魂を抜かれた亡者の群れだろうか。

 六回連続で敗訴した国が「地裁判決の統一性」などと屁理屈を捏ねて尚も控訴を繰り返し被爆者を弾圧し「ものの道理」というものに刃向かう。これが安倍ポンの言う「専門家の意見を聞いた上で」という奴だ。各々独立した裁判所が統一した見解で右へ倣えの判決を書いたらそれこそ異様で問題である。

 「同道した他国軍が攻撃されたらどうするか?」などと、そもそもタッグを組んで戦場に同道しない限りあり得ない事態をひねくり出し想定して、なし崩しに「自衛権」を拡張解釈するのも前駐米大使ら「忠米亡国」の「専門家」らである。こやつらはひょっとして、戦争をしたくてしたくてしょうがない連中なのだろうか。

 選挙で負けても退陣しないなどというのはまさしくヒットラーの手口だ。これにおずおずとしか異を唱えないメディアは既に「翼賛報道」を開始したのだろうか。

 おのおの方、いつまでも「勝利」に浮かれていてはなりませぬ。これからが勝負です。では今我々に出来ることは何か。それは取敢えず、無能の暴君=安倍ポンに肩入れし、倒れかかった旧悪を助け起こすかのようなありとあらゆる動きを逐一チェックし、それらを完膚なきまでにぶっ潰すことである。報道で言うならば、何かと言えば右へ転がりたがる連中=産経と読売には格別目を光らせて警戒していなければならない。w

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 原爆症訴訟、国が控訴 「6つの地裁判決に統一性なし」

2007年8月10日 23時17分『東京新聞』

 国側が敗訴した7月30日の原爆症認定訴訟・熊本地裁判決について、国は10日、「判決の考え方は従来の科学的知見とかけ離れている」として福岡高裁に控訴した。一連の同種訴訟で国側は6連敗しており、控訴は今年3月の東京地裁判決に続き6回目。

 国は「6つの地裁判決はそれぞれ考え方が異なっており、行政が依拠できるような統一的な考え方は示されていない。上級審の判断を仰ぐことがどうしても必要」としている。原告側も21人全員が10日、控訴した。

 原爆症をめぐっては安倍晋三首相が5日、認定基準見直しを検討することを表明し、首相の指示を受けた厚生労働省が9月にも専門家による検討会を発足させる予定。

 厚労省健康局は「裁判への対応は別として、できる限り早く原爆症認定の在り方について見直しの検討を進めたい」と強調。認定基準を改定した後には、救済対象となる原告と和解などによって訴訟を終結させることも念頭に「(見直しの)結論を得た時点で、裁判への対応を検討したい」としている。

 政府に控訴断念を要請してきた全国の原告・弁護団は10日夜、厚労省内で記者会見し「不当な控訴に断固抗議する」と表明した。(共同)

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 *いつまで原爆症患者らを苦しめたら気が済むのか?!
 安倍ポン・自公政権は国民の敵である。

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 パキスタン外相がオバマ議員を非難 アルカイダ掃討で

2007.08.03
Web posted at: 20:16 JST
- CNN/AP

イスラマバード――来年の米大統領選で民主党指名候補の有力者であるオバマ上院議員が1日、国際テロ組織アルカイダの勢力掃討でアフガニスタンに接するパキスタン領内での軍事活動も辞さないと言明した問題で、パキスタンのカスリ外相は3日、「無責任な発言であり、大統領選で有利な材料を握るための政治的な言動である」と反発した。AP通信が報じた。

大統領選が白熱化する中で、候補者がパキスタンを犠牲にした形で選挙戦を進めることを望まないとも語った。オバマ議員は、指名候補の座をヒラリー上院議員と争っている。

オバマ議員はワシントンでの講演で、ムシャラフ政権のアルカイダ対策の甘さにも不満を表明。一層の対策が必要とし、それが出来ないなら同国領内での米軍作戦や米国の軍事援助の削減も有り得ると述べた。

米軍によるパキスタン領内でのアルカイダ掃討の攻撃案は、米国内で最近浮上しているが、パキスタン政府は強く反発している。アルカイダの最高指導者、オサマ・ビンラディン容疑者らはアフガン、パキスタン国境周辺に潜伏しているとの見方が強い。ムシャラフ大統領は、国内でのアルカイダ根絶は自力で可能と主張している。

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 *で、↓ これがそのワシントン講演に関するNYタイムス記事の冒頭で、米軍はイラクからパキスタンへシフトを変えろと主張している。

WASHINGTON, Aug. 1 ― Senator Barack Obama said Wednesday that the United States should shift its military focus away from the Iraq war to a broader fight against Islamic extremism, vowing to dispatch American forces to eradicate terrorist camps in Pakistan if that nation failed to take such action.

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cf.タリバンについてウィキペディアの記載はなかなか興味深いものがあった。
 イスラム原理主義にも様々な宗派があるらしい。タリバンとは本来「神学校の生徒」という意味だが、その宗派の中の一派がタリバンと名乗って一時期アフガニスタンに政権を樹立していた。石窟寺院の遺跡を爆破した連中である。アメリカはここでも対パキスタンとの関係で一時彼らを支持していたが「9・11」のアルカイダをタリバン政権が受け入れたということで一転目の敵にして攻撃しこれを倒した。

 アフガン・パキスタンでタリバンが今再び勢力を拡大しつつあるのはその国の住民らにとっては「よくよくのこと」である。汚職等の腐敗が現政権(傀儡政権?)に蔓延しているのである。一方「敵」と住民の区別が付かないアメリカはまるでジェノサイドを目指すかのようである!これはいつか来た道、ヴェトナム戦同様だ。

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 *↓ で、これが民主党大統領選候補者らがイラクからの撤退には数年を要すると言い出したというニュースの冒頭部分。

Democrats Say Leaving Iraq May Take Years

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By JEFF ZELENY And MARC SANTORA
Published: August 12, 2007

DES MOINES, Aug. 11 ― Even as they call for an end to the war and pledge to bring the troops home, the Democratic presidential candidates are setting out positions that could leave the United States engaged in Iraq for years.

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 *↓ イスラエルがエルサレムの東に分断道路を建設中というニュース。

JERUSALEM, Aug. 10 ― Israel is constructing a road through the West Bank, east of Jerusalem, that will allow both Israelis and Palestinians to travel along it ― separately.

There are two pairs of lanes, one for each tribe, separated by a tall wall of concrete patterned to look like Jerusalem stones, an effort at beautification indicating that the road is meant to be permanent. The Israeli side has various exits; the Palestinian side has few.

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 2007/08/10-22:46 PKOでの他国救援も容認=集団安全保障で対応-有識者懇
『時事通信』

 集団的自衛権行使の個別事例について検討する政府の「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(座長・柳井俊二前駐米大使)は10日午後、首相官邸で第4回会合を開いた。安倍晋三首相が諮問した4類型のうち、国連平和維持活動(PKO)参加中に攻撃を受けた他国部隊を武器を使用して救援する「駆け付け警護」を容認すべきだとの意見が大勢を占めた。
 会合では、国連の枠組みで行われるPKOでの武器使用の是非は、個別国家の集団的自衛権行使の問題ではなく「集団安全保障」の問題との認識で一致。委員からは「物品は守るが仲間の命は守らない、というのはおかしい」「国際的活動は現場での信頼関係が不可欠だ。国際ルールにのっとることが基本だ」などと容認論が相次いだ。反対意見はなかった。
 会合に先立ち、首相は記者団に、集団的自衛権の行使容認について「(参院選惨敗で)政策を進める上では困難な状況になったと覚悟している。しかし、続投はあくまで前に進めるためだ。その決意で努力していく」と表明。公明党がそのための法整備に反対していることに関しては「当然いろいろな議論があるだろう。責任を果たしていくことが必要だ」と語った。

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 *どこが有識者だ?!
 人選がそもそも安倍ポン好みの好戦的御用「有識者」に限定されているのだ。

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 2007/08/11-09:59 米が部品提供を一時停止=海自イージス艦改修、情報管理に懸念『時事通信』

 弾道ミサイルを撃ち落とす海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載するための改修工事をしている海上自衛隊のイージス艦「こんごう」に対し、米側が機密性の高い部品の供給を一時停止していたことが11日、分かった。海自隊員によるイージス艦情報持ち出し事件を受けて、米国が防衛省の情報管理に強い懸念を抱いたためとみられている。

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 *隊員の皆さんはポルノ画像を分け合うことに忙しくて、イージスの機密など漏れようが流出しようがどうでもいいのである。これがわが防衛省の実態である。

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 2007/08/10-23:37 自民・衛藤征士郎氏が二重計上=2政治団体で99万円
『時事通信』

 自民党の衛藤征士郎元防衛庁長官(衆院大分2区)の2つの政治団体の政治資金収支報告書で、2004年と05年分の政治活動費(通信費)の計99万円分が二重計上されていたとして、衛藤氏の事務所は10日、総務省に訂正を届け出た。
 問題が見つかったのは、衛藤氏本人が代表を務める資金管理団体「新21世紀政治経済研究所」(東京都千代田区)と、公設秘書が代表の政治団体「21世紀政治経済研究所」(同)。
 事務所によると、新21世紀政治経済研究所が主催したセミナーの案内状に使用した切手代について、04年分で4件計約49万円、05年分で3件計40万円余を21世紀政治経済研究所の報告書にも計上。また、同研究所が支出した04年分の後援会会報の郵送代1件約9万円を両団体の報告書に計上した。

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 *そうかと思えば自民党の代議士先生方は相も変わらず意地汚く金に執着している。奴らは金のこと、私腹を肥やすことにしか興味はないのか?!

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# by eisakutyan | 2007-08-13 07:41
自公政権は打倒の対象でしかない。_f0052281_0543564.jpg

 ↑ 写真はNYタイムスからお借りしました。
  2007/08/11-14:22 「自・民大連立」望む、28%で最多=自公継続は12%-時事世論調査

 時事通信社が3日から6日にかけて実施した世論調査によると、望ましい政権の枠組みとして「自民、民主両党などの大連立」を挙げた人が27.5%でトップとなった。参院の与野党逆転で衆参両院の多数派が異なる「ねじれ」が生じる中、政局が不安定化することへの懸念があるとみられる。
 自民、公明両党による現在の連立政権の継続が望ましいとする人は11.9%。自民党単独政権がよいと答えた10.8%を合わせ、22.7%が自民党中心の政権を望んでいる。
 一方、民主党中心の政権が望ましいと答えたのは22.8%。内訳は民主党単独政権が11.0%、共産党を除いた非自民連立政権が6.6%、共産党を含めた形が5.2%だった。

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 *民主と自民の大連立などとんでもない。そんなものは大政翼賛会だ。
 上げ潮の民主と落ち目の三度傘の対等の連立など逆立ちしたってあり得ない。
 もし自民党内良識派有志が、安倍ポン一派とはっきり訣別して自民党を割って出て来るというのなら「まぜてやる」ことを考えてやってもいいという、その程度の話だろう。
 変な世論誘導して、話を混ぜっ返すんじゃない!ボケが!
見出しを付けた人間が一服盛られている可能性がある。民主党中心の政権に期待する世論だって驚異的に伸びているじゃないか。
 お前ら、腐れ自民の別働隊か?!

# by eisakutyan | 2007-08-12 00:57
防衛省は米国防省の出先機関ではない。_f0052281_19512442.jpg

  *就任したばかりで国会での所信も済ませていない小池防衛相が、『すわ、一大事!』とばかりに臨時国会をすっぽかしてアメリカへ飛んだ。これを野党のみならず党内の山拓も不見識だと噛み付いたが、国会よりも対米従属の方を重視している安倍ポンは例によって小池を擁護した。

 このパターンは久間前防衛相のときと同じで、安倍には凡そ進歩というものがない。
 久間放言を安倍ポンは当初「アメリカの立場を説明したものと聞いている」と庇った上で何ら問題はなしとした。
 随分たって、被爆者団体ら世論の追求が納まらないことを知った安倍は久間をクビにし、それでも尚「安倍降ろし」の声が高まる一方だと知るや、広島でも長崎でも久間発言を詫びて回ったのである。赤城にしろ誰にしろ、全てが全てこのパターンだ。
 「馬鹿も休み休み言え」と言いたくなるが「馬鹿につける薬はない」のだ。

 小池は「私は日本のライス」だから差し詰め「マダム・寿司」だとオヤビンたちの前で演説したそうである。政治信念も何もなくあちこち飛び交い渡り歩いた末、突如として安倍ポンの窮余の一策としての防衛相就任であるからには、小池はわが国の伝統食=寿司などである筈はなく、マダム・バタフライ、いや「マダム・毒蛾」と呼んだ方が正確で好ましいだろう。
 第一、寿司は米(ライス)ではないことくらい中学生でも知っている。

 秋の臨時国会では当然、小池の「本末転倒の渡米」は追求されるだろう。むろん、改造後も閣内に留まっていられたら、の話だが。

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  馬鹿な首相をなぜ辞めさせないのだ『日刊ゲンダイ』8/9

 国民にノー!を突きつけられたにもかかわらず安倍首相が「続投」を宣言し、政権に居座りつづけることに日本の大マスコミは違和感を抱いていないようだ。内閣支持率が20%台前半に落ちた調査結果をそのまま伝えたり、内閣改造するとか臨時国会前倒しするとかの解説に終始しているだけだ。ここまで国民の支持が落ちたら、「首相は辞めるべきだ」と一斉に「辞めろ」キャンペーンを張るものだ。欧米のメディアならそうする。この異常な政情をなぜ傍観しているのか。この国の大マスコミの危機意識の欠如には呆れるほかない。

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# by eisakutyan | 2007-08-10 19:55